災害ボランティア養成講座

 

西宮市社会福祉協議会が主催する

災害ボランティア養成講座に参加しました。

 

もともとは、令和3年度のプログラムということで、

1月22日(土)講義「災害ボランティアとは」

2月5日(土)講義およびグループワーク

全2回の構成で、申し込んだのは年末か年始だったか、

覚えていないくらいかなり前のことです。

 

そのときは、ボランティアの知識も経験もゼロ。

社会福祉協議会という堅めの名前にも全く馴染みがなく、

「災害ボランティア」自体に気後れし、

この講座は敷居が高く感じられたのですが、

”土曜日開催なので、平日に時間がとれない方も是非!” 

という呼び込みに飛びつき、

思い切って申し込んだことは覚えています。

 

ところが楽しみに開催を待っていた折、

オミクロン株の感染が広がってしまったため、

1回目(1/22)は、オンラインか対面を選んで参加、

2回目(2/5) は、コロナが落ち着くまで延期、

と変更になりました。

だったら参加は見送ろうかな、とも思ったのですが、

初めてのボランティアの第一歩、

せっかく思い切って申し込んだのだからと心を決め、

1月22日に1回目の講義を自宅からオンライン受講しました。

 

その後2回目の日時の案内がなく、

すっかり忘れかけていたところ(失礼)、

延期していたグループワークを7月9日(土)に実施しますと、

ボランティアセンターから案内をいただきました。

当初の予定より5ヶ月遅れ。

その間に、私も仕事を辞め、

今では月に3〜4回、ちょこちょことボランティア活動のために

社会福祉協議会のボランティアセンターに顔を出すようになっています。

おかげで、今回のグループワーク参加も少し敷居が下がりました。

 

さて、当日。

グループワークでは12名ほどの参加者を3つのグループに分け、

ふたつの事例についてアイデアを出し合いました。

①避難所にお弁当が100個届いた。

 しかし避難者は150名。

 このようなとき、どうするか。

②炊き出しでひとり1杯ずつ豚汁を配布。

 列に並んでいたAさんが「足の悪い高齢の母が

 列に並べないため2杯ほしい」と言い出した。

 このようなとき、どうするか。

 

グループで出し合った意見を発表。

いろいろな人が集まるといろいろなアイデアがあるものです。

なるほど、その手があったか!と思うアイデアもありました。

 

実際はこんなふうに意見を募っている場合ではなく、

混乱のなかスピードが求められるでしょう。

いずれにしても、やはり大切なのは人とのつながり。

日頃からそういった土壌を培っておくと、

支援をする側にも支援を受ける側にも利益となるんだなと、

自分なりにグループワークでの学びを解釈しました。

 

とはいえ、災害ボランティアへの登録は、

私にはやっぱりまだ気後れです。

被災地に向かうとなれば、体力含め自己管理に自信がなく、

もし自分が被災したとなれば、近くの家族のことで精一杯、

というのが本音だからです。

こんなことでは務まるはずもないと、今回は登録を見送りました。

 

ボランティアも本当にいろいろです。

自分に合ったスタイルで続けていければと思います。