介護予防・生活支援員養成研修

 

 

6月20日(月)22日(水)27日(月)の3日間、

西宮市「介護予防・生活支援員養成研修」を受講しました。

 

受講生募集の案内によれば、

西宮市では、介護保険制度のもと、

掃除・洗濯・買い物・調理などを行う

「家事援助限定型訪問サービス」を実施しており、

このサービスを担う「介護予防・生活支援員」を

養成するための研修だということ。

3日間の研修修了後、民間の介護事業所に登録・採用されると

当該支援員として働くことができるようになるそうです。

 

日頃から家事はできるだけ省きたい私には

あまり向いていないお仕事のように思いますが、

3日間10時〜16時までの講義が無料、

しかも会場は徒歩10分の市民会館。

情けないほどおぼつかない福祉の知識の足しにと、

迷わず受講の申込みをしました。

 

カリキュラムの内容は、こんなかんじです。

1日目:職務の理解、制度理解、高齢者の尊厳保持

2日目:本人や家族とのコミュニケーション、自立支援の理論と実践

3日目:老化や疾病についての理解と介護予防、チームケア

 

看護師として介護の現場でも活躍されている講師の方が、

たくさんのエピソードを交えながら初歩レベルで講義をしてくれ、

これまで自分が多少学んできたことの理解に役立ちました。

(覚えたはずなのに忘れていることの呼び起こし)

 

今回は、私を含めて30名の方が受講されていました。

40代〜60代の女性が大半で、男性が数名。

講座修了後に全員ひとりずつ修了証を受け取り、

その後は就労支援の時間まで。

ハローワークやサービス提供事業所の方々が来られて、

それぞれのPRタイムと個別相談会がありました。

修了生を着実に就労へと結びつけることができるような構成から、

未経験者の参入を促進したい国と地方自治体の気概が見えます。

 

実際に、講座修了後はほとんどの受講生が残り、

各ブースに立ち寄って質問や相談をしていました。

これを機に介護をもっと専門的に学びたい人もいるでしょうし、

これなら自分もできそうだと自分の強みに気づく人もいると思います。

私だって、人の役に立つのなら1時間くらいならできるかな?という

気持ちになりました。(...が、個別相談には至りませんでした)

 

いずれにせよ、この講座が動機づけになり、

何らかの形で介護に関わる人が増えるのなら研修は大成功。

有意義な講座をありがとうございました。

 

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参考:西宮市「介護予防・日常生活支援総合事業について」

www.nishi.or.jp