カナダ日記③ Day 2

 

3月18日(月)

この日は一日シルヴィと過ごす日です。

シルヴィの提案で、ナイアガラ渓谷のトレイルを散歩することになりました。

 

ナイアガラグレンと言われるこの場所は自然保護地区になっており、

美しいナイアガラ川の近くに大きな岩がゴロゴロと並び、

力強く不思議な自然の造形に囲まれたところです。

私が履いてきていたスリッポン型のスニーカーで歩くのは危ないので、

朝食後ハイキングに適した靴を買いに行くことになりました。

 

買い物といっても新品ではもったいない。

これまた懐かしのセカンドハンドのお店(中古品店)で、

比較的まだ新しく状態の良いハイキングシューズが見つかりました。

ただし中敷きが剥ぎ取られていたので、

インソールだけ新しく購入することにして、

ショッピングモールの靴屋さんで新品インソールを購入。

靴自体よりインソールの方が高いという面白いことになりましたが、

インソールも靴の中にぴったりとフィット。

とても歩きやすい完璧なハイキングシューズになりました。

 

ハイキングに行く前に、シルヴィ宅でランチです。

ゆで卵とトーストというシンプルなランチ。

ただし、ダック(アヒル)の卵に初チャレンジです。

違いが分かりやすいようにダックの卵と普通の卵を茹でました。

大きさはもちろん、黄身も白身も少しずつ色が違います。

質の良いトーストを添えると、簡素なのにちょっと特別感があります。

 

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実はこの日は気温1度。

風邪が強いため体感温度は−5度くらいでしょうか。

今年は暖冬だったというカナダに久しぶりの寒波のようで、

私がカナダにいる間はずっと雪がチラつく寒さでした。

 

それでも屋外でのアクティビティに適した重ね着をして、

完全防備でいざハイキングに出かけました。

ナイアガラグレンのハイキングコースは、

アルと出会ったばかりの頃に来たことがあったように記憶していました。

実際に到着してからその美しい景色を見ていると、

すっかり忘れていたいろいろなシーンが思い出されてきました。

景色も思い出も楽しみながら、独特の情景の中を1時間半ほど歩き、

最後に階段を上がって駐車場に戻ったときは汗ばむくらい。

本当に素晴らしいハイキングになりました。

 

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ハイキングのあとは、ナイアガラ・オン・ザ・レイクの

お洒落なコーヒーショップで、

温かくて美味しいコーヒーと、チーズとチャイブのスコーンを。

私が間食をするのはほぼないことですが、

歩いた分だけ食べないととシルヴィからの押し通しです。笑

でもこれが軽い塩気でお洒落でおいしい。

ちょっと贅沢な大人の時間を過ごして大満足です。

 

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シルヴィ宅に戻る途中、以前勤めていたワイナリーにも立ち寄って、

オフィスで働く人たちにもご挨拶。

ワイナリーのビジネス形態はすっかり変わってしまっていて、

テイスティングバーでのワインテイスティングはできませんでしたが、

懐かしい建物とオフィス内の雰囲気は変わらずそのまま。

こんなところで働いていたんだな、と我ながらびっくりです。

 

ワイナリーを後にして家に戻った後は、

おいしく栄養たっぷりのシルヴィ手作りスープを夕食にとり、

シルヴィとふたりでDVDで映画鑑賞です。

映画を見ながらあれこれうるさい(苦笑)シルヴィに辟易しつつ、

彼女らしさ健在なのでそれも楽しい。

DVD鑑賞後、シルヴィが大好きなジグソーパズルも少しだけ一緒に。

穏やかでゆっくりとした夜を過ごすことができました。

 

3日目に続く

 

カナダ日記② Day 1 

2024年3月17日(日)

 

8時前、シルヴィ宅でゆっくり朝食を。

良質のトーストとチーズにカフェオレと、

シンプルだけど美味しい大好きなシルヴィの朝食です。

 

その後、ナイアガラ・オン・ザ・レイクに住む

シルヴィのパートナーのリチャードさん宅へ。

何度もシルヴィから話を聞いていましたが、

リチャードさんに会うのは今回が初めてです。

 

本当はもう少しゆっくり会うはずだったのですが、

あいにくリチャードさんが親戚のお葬式のために

急遽イギリスに行くことになったということで、

リチャードさんが空港に向かうその前に、

3人で早めのランチに出かけることになりました。

 

ナイアガラ・オン・ザ・レイクにある彼の家で少しお話をしたあと、

メインストリートにある老舗のカジュアルレストランへ。

カナディアンないつでも注文できるブレックファストメニューが懐かしく、

オムレツとトーストをいただきました。

 

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その後、リチャードさんは空港へと向かい、

シルヴィにナイアガラフォールズに住むレスター宅まで送ってもらい、

レスターとの再会です。

 

まずは彼のアパートメントで近況を話します。

アパートメントは、懐かしいマルガリータとレスター宅の、

ヨーロピアンとキューバンのお洒落で温かな雰囲気がそのまま。

マルガリータが亡くなった後、使っていた家具を可能な限り、

ここへ運んできたそうです。

アパートメントが狭くて処分せざるを得なかったものがたくさんあり、

心が痛んだようでした。

 

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マルガリータのコロナ禍での闘病のことなどを少しずつ話してもらい、

マルガリータがいない現実を未だに実感できないまま、

ふたりで彼女を偲びました。

 

ひとしきり話したあと、ナイアガラの滝まで出かけることになりました。

ナイアガラの滝の周辺を歩くのは本当に久しぶりです。

滝の轟音とミストがナイアガラの滝。

ホースシューの美しさは圧倒的で、いろいろな思い出も蘇ってきました。

 

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観光客風にナイアガラの滝周辺を歩き回ったあとは、

ナイアガラの滝のすぐそばにある有名なテーブルロックレストランへ。

ここは結婚式の日にアルの両親とアルと私で食事をした特別なお店です。

こんなふうに再訪するとは思いませんでしたが、特別な夕食になりました。

 

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夕食後、まだ時間があったのでクラフトビールのお店へ。

カウンターでビールを飲みながら、

レスターとふたりでアルとマルガリータを偲びました。

夫婦ぐるみで仲良くしていた友人のうち、ふたりがいなくなるなんて。

人生は無常ですね。

 

お腹もいっぱいでほろ酔いでシルヴィ宅に戻り、

あっという間にベッドで眠りにつきました。

 

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2日目に続く

 

 

カナダ日記① 出発

3月16日(土)

カナダに向けて出発の日。

 

午後3時の伊丹発羽田行きのフライトですが、

少し早めに家を出て、空港バスで1時に伊丹に到着しました。

春休みだし週末だから混んでいるかもと警戒していたのですが、

ほとんど混雑なく予想以上の早さで手続きが完了してしまい、

時間を持て余して展望デッキにまで行く始末でした。

 

それでも時間にギリギリで焦るより良しです。

搭乗口でコーヒーを飲みながら、出発前のブログも書いて、

ようやく伊丹を出発しました。

 

予定より10分遅れて4時20分に羽田に到着。

搭乗機は着陸後ターミナルビルには直接着かず、

一旦飛行機から出てバスで滑走路上を走り、

ターミナルビルへと入ります。

そこから再びターミナル間の移動バスに乗り

国際線出発ゲートのターミナルまで移動をして、

出国の手続きを済ませました。

 

搭乗時間が午後6時だったので、余裕があるかと思いきや、

こうした移動で時間がかかり思ったよりも時間がありません。

出国手続き後も搭乗口まで距離があるため、

とにかく最後まで移動しておくほうが安心です。

自動販売機でおにぎりを買って搭乗口で待機していると、

ほどなく搭乗となりました。

 

午後7時前、離陸体制も整い、いよいよ滑走路に入るため

機体がゆっくり動き始めたところで機長からのアナウンスが。

「右エンジンにトラブルがあるので一度引き返します」

「引き返してエンジンを調べてから次の手段を考えます」

「とりあえずシートベルト着用のまま座っていてください」

ということで、何も動きのない機内で約45分ほど自席についたまま。

やっと機長からのアナウンスです。

「エンジンは大丈夫そうなので、このまま出発します」

大丈夫そう?12時間もかかるフライトだけど?と心配になったけど、

約12時間後、飛行機は無事にトロントに到着しました。

 

ということで、カナダに到着したのは

現地時間で出発と同日3月16日(土)午後6時頃。

入国手続きも荷物の受け取りもさほど時間もかからず、

すいすいと到着ゲートに出ることができました。

 

ここからは、友人のシルヴィ宅まで乗り合いシャトルで移動です。

オンラインで予約をしていたので地下の受付カウンターを探し、

テキパキさは一切ないカウンターで名前を名乗ると、

「ドライバーが名前を呼びにくるからこのあたりで待っててください」

出発まで2時間近くもあります。

 

家を出てから約20時間の長距離移動で疲れすぎていて、

スーツケースを持ったままあちこち動く体力もありません。

カナダといえばティムホートンズ、懐かしのコーヒーを買って、

空港内で働く人たちや旅行者の姿を見ていると、

一気にカナダに戻ってきた気持ちになりました。

 

やっとシャトルに乗り込んだのは夜の9時。

高齢のご夫婦3組と若者1名です。

道中、ドライバーを含めて見知らぬ人同士話をし始めるのが、

これまたカナダです。

夜遅いのによくまあここまで話せるね・・と関心していると、

10時半頃にやっとシルヴィ宅に到着しました。

時差もあるので、時間の感覚が分かりにくいのですが、

家を出てから24時間です。

大きなハグで迎えてくれたシルヴィとしばらく話をして、

すぐにベッドへ。

明日からのカナダ5日間が楽しみです。

 

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カナダへ

 

3月16日(土)

5年ぶりのカナダへの帰国です。

 

昨年11月に出張でイギリスへ行かせてもらい、

久しぶりに海外の空気を吸って

自分の一部を思い出したような気持ちになりました。

 

滞在期間はわずか5日でしたが1週間で往復できることが分かり、

勢いづいてカナダ行きの航空券を購入。

往復約35万円と驚きの高額でしたが、

アルの10回目の命日と誕生日の3月に5年ぶりの帰国と

特別な旅なのでこれらいはね。

 

と、楽しみにしていたにも関わらず、

年始からの仕事の忙しさにかまけて

カナダ行きの計画もままならないまま、あっという間に3月に。

慌てて現地で友達・知人と会う日時の調整し、

先延ばしにしていたeTA(カナダへの電子渡航認証)を慌てて申請です。

これまでカナダへ入国の際は永住権カードで入国をしていたのですが、

カードの有効期限が切れてしまっているため、

カナダ入国ビザが必要でない外国籍の旅行者と同様、

空路でカナダに入国する場合になeTAが必要だったのです。

 

難しい手続きではないので先延ばしにしていたのですが、

いよいよ渡航が迫った瀬戸際でオンラインで申請です。

申請は簡単に完了したものの、なんと私は追加書類が必要だのメッセージが。

 

指示に従いカナダ移民局のサイトに登録し、

セキュリティのため面倒なプロセスを踏んで確認できたのは、

永住権の延長申請をするか、永住者用の一時入国ビザを申請するか、

永住権を自主返納するか、の3択で追加手続きが必要ということでした。

 

長らくカナダを離れているため延長申請ができる要件を満たしていないし、

一時入国ビザは申請プロセス期間が数ヶ月かかるとあっては、

永住権の自主返納しかありません。

 

2009年9月11日に取得した永住権を手放のは、

後ろ髪を引かれる思いでしたが、

とにかく自主返納しなければ空路でカナダに入国できず、

友達にも会えないし、35万円の航空券も無駄になってしまいます。

なんといっても次にまとまった休みは取れません。

 

ということで、週末に慌てて申請書類の準備です。

書類の記入項目は少ないにもかかわらず、

オンライン申請のセキュリティのためにIT関連のトラブル続き。

細かい指示のある写真や申請書類のアップロードもよく分かりません。

余裕をもって申請しなかった自分が悪いのですが、

時間に追われる焦りで悪戦苦闘の上なんとか申請完了しました。

申請さえ済ませばあっという間に受理と承認の通知が届き、

いとも簡単に永住権の自主返納手続きが終わりました。

取得は難しくても手放すのはこんなにあっけないんですね。

 

ということで、無事にカナダへの入国許可もおり、

いよいよカナダに向かいます。

心の通った良き友人達と時間を過ごせることが今から楽しみです。

 

 

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こんぴらさん

 

2月11日(日)

今年2回目の妹たちとのドライブです。

香川県金刀比羅宮まで出かけてきました。

 

こんぴら観光は、以前大学で働いていたときに、

留学生のフォールドトリップで訪れて以来です。

そのときの金刀比羅宮の思い出と言えば、猛烈な筋肉痛。

翌日(もしくは翌々日)に母と妹と甥っ子と歩く会に出かけ、

「痛たた・・・」と声を出さずにいられなかったことを

今もかなり鮮明に覚えています。

 

この筋肉痛の記憶があまりに鮮烈で、

妹も私も、金刀比羅宮の階段はキツい、という印象を抱いたまま。

体力の衰えを痛感している私たちが、登り切れるか?! なんて、

一抹の不安を抱えながらもとにかく出発です。

 

西宮を出たのは朝の8時半過ぎ。

晴れのわりに霞んで見晴らしのよくない明石海峡大橋を渡り、

淡路島を北から南に横断して一気に四国まで。

11時過ぎには香川県琴平町に到着しました。

 

参拝入り口まで徒歩5分と手書きの看板のあった駐車場は、

軽以外の車を停めるのが難しい狭さです。

無理無理などと言われながらも、

気さくなおばちゃん(という言い方がぴったりな初老の方)の

誘導によりなんとか車を入れることができました。

車を停めたらすぐ裏の昭和情緒たっぷりのアーケードを抜け、

いよいよ表参道が見えてきます。

入り口周辺は、土産物屋やうどん屋など大型で洒落た店が並び、

伊勢のおかげ横丁のような賑わいです。

その参道も少しずつ狭まりいよいよ階段を上り始めます。

 

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しかし、階段は記憶以上の傾斜で狭い。

立ち止まって立ちくらみでも起こしたら転がり落ちそうです。

こんな狭い階段沿いに古くからの土産物が並んでいて、

ちょっと台湾の九份の雰囲気に似ているような?

妹とそんな会話を交わしたあとは、黙々と階段を上がっていきました。

 

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ほとんど立ち止まらずに階段を上がりきって御本宮へ。

覚悟してたほどはキツくなかったけどさらに先の奥社は無理、

というのが大人の共通意見で、今日はここまで。

ちょうど急に風が出てきて、雨がぱらつき始めたので、

急いで下山することになりました。

表参道入り口の手前あたりで雨粒が大きくなってきました。

昭和情緒のアーケードの屋根の下を通って駐車場へ。

誘導してくれたおばちゃんが「おかえり、えらい早かったね」と

迎えてくれたのも和みました。

 

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その後は、こんぴらと言えばやっぱりうどん、ということで、

道中で見つけたおうどん屋さんに入って(並んで)お昼休憩を取り、

さらに、車で30分ほどの丸亀市のシンボル丸亀城に立ち寄りました。

遠くから、石壁の上に白いこぢんまりとした天守が見えていましたが、

いざ門を入り天守を目指して歩いてみると、傾斜が急な坂道に、

圧倒的に美しく立派な石垣がそびえ立っています。

それもそのはず、丸亀城は高さ日本一の石垣を誇る「石垣の名城」として有名で、 

その石垣に鎮座する天守は、現存十二天守のなかの一番小さな天守なのだそうです。

 

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ということで、この日は石段と石垣の歴史にも想いを馳せ、

凝り固まった頭と体をほぐすことができた楽しい一日でした。

雨を連れて帰るような形で西宮に戻ったのは午後5時過ぎ。

いつもの車中コンビニランチではなく地の美味しいものをいただき、

うまい具合に雨の合間をぬって歩けたのも幸いでした。

 

ちなみに、本宮までの石段は785段、さらに奥社までは1,368段だそう。

前回のこんぴら参りの筋肉痛は、限られた時間しかないにも関わらず

絶対に奥社まで行きたいという無謀で健脚の留学生たちに付き合い、

超高速で奥社まで往復したからだと思われます。

 

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神宮参拝

 

1月8日(祝)成人の日。

妹たちと伊勢神宮へ行ってきました。

 

8時半に西宮を出発。

行きは所要時間が最も早い草津等の北部を通ってのドライブです。

この日は、冬型で寒くなるとの予想でしたが、

道中は雪がちらつき、山間部は徐々に真っ白に。

まさにトンネルを抜けると雪国でした。

 

そんな珍しい冬の景色も楽しみながら、11時半頃には伊勢に到着。

内宮参拝方面へ車を走らせます。

駐車場の案内に沿って進むと、駐車場入り口に車の列。

広い駐車場に空きはありますが、出入り口がひとつしかありません。

少しずつ前に進んで、五十鈴川沿いの駐車場に車を停め、

そのまま五十鈴川添いを歩くことにしました。

賑わうおはらい町・おかげ横町の店舗の裏側ですが、

自然に囲まれたこちらの方が断然良いルートでした。

 

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ほどなく宇治橋まで到着し、神宮へと入ります。

年始なので人出は多いですが、初詣ほどでもありません。

ところどころで、警備員の方々が順に前に進むよう促していますが、

その正装姿にも特別感がみられました。

人の流れに合わせてずっと奥まで進んで正宮の皇大神宮に参拝し、

順路に沿って宇治橋へと引き返しました。

 

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帰りは内宮の前で栄えるおはらい町・おかげ横町の町歩きです。

妹は、赤福本店で姪っ子に頼まれた伊勢名物の赤福を求めました。

 

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その後、駐車場へ戻るも駐車場内から出口への長蛇の列。

他に出口がないので仕方なく、辛抱強く待つしかありません。

こればっかりは仕方ないですね。

 

ということで、実にシンプルな神宮参拝。

滞在時間は約1時間半くらいだったでしょうか。

そして毎度のように帰りにコンビニでおにぎりを買っての車中食。

帰路は奈良・大阪経由のドライブで、4時頃に西宮に戻ってきました。

甥っ子の成人式の日にささやかなお祝いドライブになったかな。

おめでとう!

 

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松山への旅 ③

12月30日(土)

 

最終日の朝です。

朝もゆっくりと寝かせてもらい、

8時前にお母さんが愛媛の果物もたっぷりの洋朝食を用意してくれました。

昨日も今日も盛り付け上手なおいしい朝食をありがとうございます!

 

お母さんがみかんをお裾分けしてくれると言って、

すでに用意してくれていた段ボールをさらに重ねて追みかんを投入、

20キロ近くもみかんを詰めてくれました。

最後にベランダのレモンの木からレモンも摘んで段ボールのなかに。

リビングで詰めた段ボールが重すぎて運べないと気にしていると、

玄関横の部屋からマイ台車が登場!(しかも畳まれていない)

家の中を台車が通るというのがちょっとシュールでした。

 

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10時過ぎに友人がお迎えに来てくれたので、

ここでお母さんとお別れとなりました。

最終日に向かったのは、砥部焼で有名な砥部町です。

昔から焼き物や器が好きだった友人。

陶器市とか大好きだったよね。

松山から約40分くらいでしょうか、

国道の中央分離帯砥部焼の壺型のモニュメントが続きます。

なんだか贅沢でびっくり。

 

早速、焼き物の里の拠点と言われる砥部焼伝統産業会館に向かいましたが、

あいにくの年末年始休暇です。

でも、この里には100ほどの窯元が点在しているそうで、

山に囲まれた自然豊かな里のなかを歩くだけでも風情たっぷりです。

地元の小さな酒造や窯元のギャラリーなどを見て回りました。

 

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お昼は、砥部にあるかわいいパン屋さんでパンを購入。

近くのローソンでコーヒーも入手し、

小高い丘の上にある公園の近くにレジャーシートを敷き、

暖かい日差しを浴びながらランチタイムです。

お天気も時間の流れも穏やかで、本当に気持ちの良い時間でした。

 

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その後、砥部を離れて松山市内へ。

夕方5時松山発の飛行機で帰ることになっていたので、

年末年始の混雑も考慮して4時頃に空港へ移動する予定です。

市内に戻ってから時間が中途半端だったので、

地方都市の百貨店でもと三越へ。

1階の愛媛土産コーナーに立ち寄ってお土産物を少し購入したあと、

友人が私の母へと持たせたい物があるからと、

三越を出て歩いてすぐのお菓子屋さん「霧の森菓子工房」へ。

四国の新宮町のお茶を使った霧の森大福をお土産に持たせてくれました。

ありがとう・・!!

 

ということで、全ての行程はこれで終了。

市内からバスで空港までと思っていたのですが、

そのまま友人が空港まで送り届けてくれました。

本当に何もかも至れり尽くせりで迎えてくれ、心の底から感謝です。

日頃から多忙なことを知っているから、

貴重な時間を割いてくれたことも本当にうれしく有難い。

お付き合いくださったお母さんと小6の息子くんにも感謝です。

心温まる穏やかな時間をありがとうございました!

次は9年も経たないうちに訪問したいです。

 

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