カナダ日記① 出発

3月16日(土)

カナダに向けて出発の日。

 

午後3時の伊丹発羽田行きのフライトですが、

少し早めに家を出て、空港バスで1時に伊丹に到着しました。

春休みだし週末だから混んでいるかもと警戒していたのですが、

ほとんど混雑なく予想以上の早さで手続きが完了してしまい、

時間を持て余して展望デッキにまで行く始末でした。

 

それでも時間にギリギリで焦るより良しです。

搭乗口でコーヒーを飲みながら、出発前のブログも書いて、

ようやく伊丹を出発しました。

 

予定より10分遅れて4時20分に羽田に到着。

搭乗機は着陸後ターミナルビルには直接着かず、

一旦飛行機から出てバスで滑走路上を走り、

ターミナルビルへと入ります。

そこから再びターミナル間の移動バスに乗り

国際線出発ゲートのターミナルまで移動をして、

出国の手続きを済ませました。

 

搭乗時間が午後6時だったので、余裕があるかと思いきや、

こうした移動で時間がかかり思ったよりも時間がありません。

出国手続き後も搭乗口まで距離があるため、

とにかく最後まで移動しておくほうが安心です。

自動販売機でおにぎりを買って搭乗口で待機していると、

ほどなく搭乗となりました。

 

午後7時前、離陸体制も整い、いよいよ滑走路に入るため

機体がゆっくり動き始めたところで機長からのアナウンスが。

「右エンジンにトラブルがあるので一度引き返します」

「引き返してエンジンを調べてから次の手段を考えます」

「とりあえずシートベルト着用のまま座っていてください」

ということで、何も動きのない機内で約45分ほど自席についたまま。

やっと機長からのアナウンスです。

「エンジンは大丈夫そうなので、このまま出発します」

大丈夫そう?12時間もかかるフライトだけど?と心配になったけど、

約12時間後、飛行機は無事にトロントに到着しました。

 

ということで、カナダに到着したのは

現地時間で出発と同日3月16日(土)午後6時頃。

入国手続きも荷物の受け取りもさほど時間もかからず、

すいすいと到着ゲートに出ることができました。

 

ここからは、友人のシルヴィ宅まで乗り合いシャトルで移動です。

オンラインで予約をしていたので地下の受付カウンターを探し、

テキパキさは一切ないカウンターで名前を名乗ると、

「ドライバーが名前を呼びにくるからこのあたりで待っててください」

出発まで2時間近くもあります。

 

家を出てから約20時間の長距離移動で疲れすぎていて、

スーツケースを持ったままあちこち動く体力もありません。

カナダといえばティムホートンズ、懐かしのコーヒーを買って、

空港内で働く人たちや旅行者の姿を見ていると、

一気にカナダに戻ってきた気持ちになりました。

 

やっとシャトルに乗り込んだのは夜の9時。

高齢のご夫婦3組と若者1名です。

道中、ドライバーを含めて見知らぬ人同士話をし始めるのが、

これまたカナダです。

夜遅いのによくまあここまで話せるね・・と関心していると、

10時半頃にやっとシルヴィ宅に到着しました。

時差もあるので、時間の感覚が分かりにくいのですが、

家を出てから24時間です。

大きなハグで迎えてくれたシルヴィとしばらく話をして、

すぐにベッドへ。

明日からのカナダ5日間が楽しみです。

 

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