桜の花を咲かせようプロジェクト

 

今週のボランティア活動です。

 

折り紙でつくった桜で、たくさんの人に元気を届けよう!と、

桜づくりのボランティア。

ボランティアセンターに登録されているひとりの方が、

「得意な折り紙を通して誰かに喜んでもらえないか」

という思いを持たれたことをきっかけに

立ち上がった企画なのだそうです。

 

折り紙が得意の方は、70代後半くらいの男性です。

すでにいくつか桜の花を作って持ってきてくれており、

どうやって作ればよいのかを説明してくれました。

折り紙が大好きで、朝4時に作品づくりをしているそうです。

 

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今日は小学生の男の子2名を含めて6名のボランティアで、

この桜の花を作ります。

最初は、すでに作ってあった桜の花の真ん中に、

おしべとめしべのように丸い小さなシールを貼り付ける、

という作業でしたが(これも意外に細かくて難しい)

もっとたくさんの花が必要ということで、

一から自分で花を作ってみることになりました。

 

折り紙を四つ折りにして花びらと花びらの根元を形取ります。

形に沿ってはさみで切り取ったものを広げて4枚、

少しずつずらして中心をのりで貼り付けるとできあがり。

作業自体は難しくないはずなのに、

自分で作ったお花があまりに不格好でがっかり。

大量生産できずに役不足でした。

 

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でも「いろんな花があっていいよね」と励まし合い、

発案者の男性が模造紙に描いてくれた折り紙の桜の幹と枝に、

たくさんの花を貼りつけてみると、

「わぁ〜綺麗〜」と声が出るほど味のある作品ができました。

折り紙の葉っぱや花びらを上手に細工してくださったので、

全体としてまとまりができました。

 

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来週もうひとつ同じような桜の木を作ります。

完成したものは、福祉センターの敷地内にある

重い障害のある方の通所施設に張り出す予定だそうです。

 

本日の作業の最後に、

その施設を利用されている2名が車椅子で来てくださって、

桜の花をひとつ、ゆっくりゆっくり木に咲かせてくれました。

完成した桜の木、気に入ってくれたでしょうか。

 

今日も、年代を超えた人たちとの交流が楽しいひとときでした。

来週も楽しみです。