3月19日(火)
アルの誕生日です。
11時半にふみかが車で迎えに来てくれました。
17年くらい前(!)、アルが留学生に家を貸していた頃、
当時カレッジに通っていたふみかが半年くらい我が家に住んでいました。
引越した後も折に触れて連絡をくれ、アルのことも慕ってくれています。
私にとってはカナダの妹のような存在の彼女も一児の母。
異国の地にありながら、育児と現地の会社で仕事もがんばっています。
郊外の一軒家に住んでいるのに、わざわざ車で会いに来てくれたのです。
夕方には家に戻る必要があったので、
近場ののセント・キャサリンズのレストランがいいねと、
いくつかの候補のなかから選んだのはCafe Amoreというお店。
お義母さんの近くにある老舗のレストランで、
アルと一緒に何度か行ったことのある思い出のお店です。
あるとき、友人からここのお店で使えるギフトカードをいただき、
アルの誕生日ランチに使ったことを思い出しました。
メニューの中からキッシュを選ぼうと思ったけれど、
アルの誕生日にはお義母さんがキッシュを作るのが定番だったので、
夜はお義母さんのキッシュだから、別のメニューを選ぶことにしたことも。
そんな思い出をふみかに聞いてもらいながら、
この日はキッシュを注文してみました。
まさかアルの誕生日に思い出エピソードに溢れたランチができるとは。
本当に嬉しい限りです。
その後、お店からすぐ近くのスターバックスでコーヒーを飲み、
少しお話をした後、ふみかがシルヴィ宅まで送り届けてくれました。
あまりゆっくり時間を過ごせなかったのは残念だったけど、
長くカナダで暮らし、自分の足で生活の基盤を築いてがんばっている
ふみかの姿を見ることができて、本当にうれしく頼もしく思いました。
一度シルヴィ宅に戻りましたが、夜はレスターとディナーです。
シルヴィがレスター宅まで車を出してくれました。
まだ少し早かったので家の中で話してから、夕食のレストランへ向かいます。
アルの誕生日に選んだのは、ナイアガラ・オン・ザ・レイクにある、
Irish Herpというアイリッシュパブです。
この地域ではとても有名なパブで、
以前、有奈さんにランチに連れて行ってもらったことがあります。
アルとビールを飲むのが好きだったレスターもレストランの雰囲気を
気に入ってくれました。
食事もボリューミーでおいしく、さすがビールとよく合います。
ちょうど食べ終わる頃に、ミュージックトリビアが始まりました。
イギリスやアイルランドのパブでは定番だという、
お客さん参加型のクイズ大会みたいなものです。
幅広い年齢層の客に合わせて、70年代から2000年代の歌の、
曲名とミュージシャンの名前を当てる、というクイズでしたが、
10問のうち私とレスターのチームはほとんど回答できず。
でも本場の雰囲気を楽しんで、正解発表を待たずに店を後にしました。
この日は、昼も夜もアルの思い出をたくさん共有しながら、
アルの誕生日にふさわしい一日を過ごすことができました。
楽しい一日をありがとう!
4日目に続く