カナダ日記⑤ Day 4

 

3月20日(水)

 

11時半にレイチェルさん宅へ。

お義母さんのお隣に住むレイチェルさんとは、

お義母さんのことでずっとメールを交わし続けてきましたが、

実際に顔を合わせるのは初めてです。

 

家の中に入れてもらったら、大きなジャーマンシェパードが、

レイチェルさんと一緒に私を出迎えてくれました。

お義母さんが亡くなった頃に飼い始めたガンターくんです。

日本ではなかなか見ない大型犬のあまりに大きさにびっくり。

動物好きのレイチェルさんは、猫も飼っていて、

旅行中なかの友達のフェレット2匹も預かっていました。

動物たちに囲まれ、そう狭くないはずの家が少し狭く感じらます。

 

隣同士のお義母さんとレイチェルさんの家は、

外観はほとんど同じつくりです。

間取りも同じはずなのですが、

レイチェルさん宅はモダンに改装されていて、

古風なビクトリア調を好んだお義母さん宅とは全く違います。

レイチェルさん宅に入ったときに辛口のお義母さんは、

「あなたの家はモダンすぎて好きじゃない」と苦言を呈したそうです。苦笑

 

そんなエピソードを聞かせてもらったあと、

ナイアガラ・オン・ザ・レイクにあるOld Winery Restaurantへ。

とってもお洒落で美味しいランチに話も弾みます。

コーヒーを何度もお代わりして、お義母さんとのエピソードや、

レイチェルさんの仕事の話や家族の話をたくさん聞かせてもらい、

本当に初対面とは思えないくらい、話しっぱなしの3時間でした。

 

この日の夜は、ワイナリーの仲間との持ち寄りパーティーで、

シルヴィのパートナーのリチャードさん宅に行くことになっていました。

リチャードさんご本人は急なことで不在ですが、

快く自分の家を開放してくれて総勢11名が集まることになっています。

リチャードさん宅は、ランチを楽しんだレストランのすぐそばです。

先に行って持ち寄りパーティーの準備をしているシルヴィを手伝うため、

レイチェルさんにリチャードさん宅まで車で送ってもらいました。

 

さて、5時半スタートの持ち寄り会。

大好きなワイナリー仲間とその配偶者、日本人スタッフ仲間との再会です。

いつもこうして夫婦一緒に集まるのがカナダ流。

夫婦ぐるみでお付き合いしてもらって有難い限りです。

 

持ち寄り会に並んだ品々は、珍しく手の込んでいない簡単なものばかりです。

仕切り屋のシルヴィが、事前にみんなに何を持ってくるか指定していたそう。

準備も片付けもあまり手間がかからないように考えてのこと。

ワインと会話を楽しむにはこんな形がちょうど良いんです。

 

ワイナリー仲間はみな70代なので早めの開始に早めの終了。

ビュッフェ形式なのにすぐにお皿が下げられデザートに移り、

みんなに余った物を全部持ち帰らせる(しかも各自自分が持ってきた物を)、

潔いほどさっさと切り上げるシルヴィらしさ満載のパーティーでしたが、

久しぶりに大好きな仲間と再会し、本当に和やかで温かな時間を

過ごすことができました。

 

f:id:minimochism:20240326065830j:image

 

5日目に続く