8月12日(土)
真夏のドライブに出かけました。
8時半に西宮を出発。
行き先として妹が候補に挙げていてくれたのは高知県。
当日車の中で確認すると日帰りでは厳しそうということで、
淡路島経由で四国を目指しました。
順調に淡路島に渡って北淡から南淡を通過し、
いよいよ四国も間近というところで徳島行きに決定。
徳島に入ってからパーキングエリアで観光案内を入手して、
中西部に位置するつるぎ町の「鳴滝」に行ってみることにしました。
案内によれば鳴滝は落差85mと県下随一の規模を誇り、
滝が三段になって絶壁から落ちる風景は、
竜が身をくねらせたように荘厳なものだということ。
貞光川に沿って国道を走り、山の中の狭い側道を進んでいくと、
「鳴滝」という看板が見えました。
車を停めて少し歩くとすぐに緑の木々に囲まれた滝が見えてきました。
滝壺まで近づいて滝を見上げるとさらに見応えがあります。
緑の中で滝のミストを浴び、とても涼やか。
奥まったところに位置しているので人もおらず、穴場でした。
期待以上に楽しんだ鳴滝を後にする際、
近くにあった案内板で「八多五滝」という名前を見つけ、
ついでに立ち寄ってみることにしました。
八多五滝は、徳島県西中部の八多町にあり、
一帯が東山渓県立自然公園、四国のみちに指定されているそうです。
西に向かって車を走らせ、再び深い山の中に入ります。
先ほども細い側道を通りましたが、今度は車体ぎりぎりのさらに細い道です。
心元ないながらも滝の入り口近くまで車を進め、
駐車できそうな場所に車を停めて歩いて滝への入り口に向かいました。
とても山深いところにある八多五滝は、
下から「雌鴨の滝」「雄鴨の滝」「御来迎の滝」「布引きの滝」
「蔵王の滝」と、5つの滝があるようです。
緑の深い辺りは、滝から運ばれる水が岩場に流れをつくり、
水流の音で話声もかき消されそうです。
滝まで続く小道は岩場で流れる水と苔で滑りやすく、
軽装備すぎる私たちには不向きの自然道です。
それでも一番近い「雌鴨の滝」にたどり着きました。
高さはありませんが、幅が広く水量もたっぷりで力強さがあります。
高い木々の間から光が差し込むととても神秘的で、見応えがありました。
こんな滝があと4つもあるなんて、観てみたい気持ちもありましたが、
苔生した岩をこれ以上先に進むのは危ないと断念しました。
今日の私たちにはこれで十分です。
緑と滝のマイナスイオンで癒やされました。
滝めぐりの後は、これまた定番のコンビニでお昼を済ませ、
展望台や海岸近くを通って徳島の景色を楽しみ、
お土産物屋さんに立ち寄ってから徳島を後にしました。
幸い淡路島でも渋滞とは無縁で、4時には西宮に戻ることができました。
酷暑の中で涼やかな時間を過ごすことができて良かったです。
やっぱり滝はいいですね。
いつもありがとう!