8月11日 山の日。
妹たちと四国までドライブに出かけました。
今回の行き先は、三霞洞渓谷(みかどけいこく)、
香川県の南西部まんのう町というところです。
大まかには金比羅さんで有名な琴平近くの方面のようですが、
三霞洞渓谷はさらに南の県境に位置しています。
8時半に西宮を出発し、淡路島を渡って四国に入り、
さらに車を飛ばして12時過ぎに目的地に到着。
道の駅ことなみ エピアみかど という施設の駐車場に
車を止めて外に出ると、下界とは気温が違います。
早速「美霞渓谷・竜宮神社」と書かれた標識に従って、
まずはともあれ緑に覆われた川へと降りてみました。
もとは、讃岐十景のひとつに選ばれた景勝地で、
「三霞洞八景」といわれたようですが、
今はその面影は薄れ、あちこちが苔生しています。
もはや景色を楽しむというよりは
水遊びスポットになっているようで、
この日も狭い沢でで水遊びを楽しむ家族連ればかり。
あいにくゆっくり散策には至りませんでしたが、
それでも、自然に囲まれた沢から見上げる緑が気持ちよく、
冷たい風も心地よい夏の涼になりました。
そのあと道の駅を出てからの移動中、局地的に雨に遭遇。
辺りには何もない道にたまたまコンビニがあったので、
そこでお昼のおにぎりやおやつを購入し、
岐路につく前に「島ヶ峰」に立ち寄ることになりました。
予備知識なく向かった島ヶ峰は、標高800メートルの高原。
この峰へ道のりは心なしか危険を感じました。苦笑
まず峰への入り口も見落としそうでしたが、
山道の幅は車が一台通れるくらいの狭さで迂曲も多く、
高い木にすっぽりと覆われて陽射しが届かず薄暗い。
ガードレールや路側帯がないからハンドルを誤ると滑落の危険?
どれくらいの距離があるのか分からず、
周りに何もなく誰もいないから余計に心配になりました。苦笑
さて、この道を上りきったら急に拓けました。
綺麗な棚田になっています。
島ヶ峰は、スキー場や牧場などの開発事業から衰退して寂れ、
数年前に「そば生産振興会」を発足して荒廃地を開墾し、
美しい棚田のそば畑を整備したそうです。
9月中頃には傾斜地に白いそばの花が咲き誇るようですが、
あいにく、この時期はそばの種まき準備の時期だったのか、
棚田は裸地で人気もなし。
さらに雨も降ってきたので滞在はほとんどできずに、
復路の順路に従って峰を降りることになりました。
こうして2時頃にはまんのう町を出発して岐路につきました。
渋滞もなかったので4時半には西宮に到着。
移動たくさん滞在少しの一日でしたが、
なかなか行くことができない場所にお出かけできて、
楽しい一日になりました。
夏休みの思い出をありがとう!
参考: