4月30日(日)
GW中の休みの日をいくつか合わせ、
ウォーキングかドライブに行こうと計画していたものの、
今年のGWはあいにく天気がすっきりしないとの予報です。
この日も朝まで雨が残り、お出かけの判断は出発直前になりました。
9時半に西宮を出発し、約1時間で奈良の市街地に到着。
車窓から平常宮跡や奈良公園の鹿をちらりと眺めながら
すぐに奈良奥山ドライブウェイに入り、
あっという間に山頂駐車場にたどり着きました。
若草山は、標高342m、面積約33haのなだらかな小山。
一重目・二重目・三重目(山頂付近)と円い丘が三つ重なっています。
笠を三つ重ねているように見えることから三笠山とも呼ばれるそうです。
毎年1月末に行われる若草山山焼きは、春を告げる伝統行事です。
さて、山頂駐車場に車を止めて山頂広場までの道すがら、
早速鹿に遭遇しました。
奈良公園の鹿とは違い、人に近づきすぎもせず穏やかな様子です。
山頂広場では、山麓に広がる街並みや東大寺や春日大社などの寺社の
素晴らしい眺望が目の前に広がっていました。
あいにくの曇り空で景色は霞み、遠くまでは一望できませんでしたが、
それでも眼下の眺めと、周りを取り囲む深い緑の木々の景色の美しいこと。
この山頂が、三重目。
吹きさらしの強風で吹き飛ばされそうになりながら入山ゲートを通り、
パノラマが広がる斜面をゆっくりと下りて、
二重目・一重目からの眺望も楽しみました。
眺望の素晴らしさに加え、鹿と緑の景色が牧歌的で癒やされます。
人出が少ないこともラッキーでした。
一重目の標識と眺望を確認したあとは、
今しがた歩いてきた丘の斜面を登り、そのまま駐車場へと戻りました。
その間約45分。
相変わらず短い滞在時間ですが、本日の目標は達成。
コンビニおにぎりも必要なく、なんと12時半すぎには西宮に戻りました。
西宮でウォーキングをするのと同じくらいの所要時間で奈良まで遠出し、
非日常の景色を楽しんで帰って来られたとは!
我ながらびっくりですが、これでいいんです。
次のお出かけも楽しみです。