2月最後の日曜日。
妹たちと和歌山県の南部梅林へ出かけてきました。
和歌山県は梅の産地として有名ですが、
小高い山を切り開いた傾斜に20種類を超える品種、
約8万本を栽培し、「一目(ひとめ)百万、香り十里」
といわれる春の花の名所なのだそうです。
毎年梅の開花時に合わせて期間限定で開園され、
約3万人が訪れるのだとか。
今年は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開園のようです。
今日は、9時に西宮を出発し一気に和歌山まで。
2時間ほどで南部梅林に到着しました。
駐車場に車を止めて、入園門まで沿道を歩きます。
上り坂の沿道には、梅製品や柑橘類や野菜など、
農家の方々の出店が並び、ついつい梅より露店に目移り。
帰りに買い物して帰ろうといくつか目星をつけておきました。
入園門を過ぎてしばらく進むと急に視界が開け、
梅が一面に広がる丘陵が見えてきました。
あいにく梅は盛りを過ぎていましたが、
遠くに太平洋も望める丘陵の景色は絶景です。
寒の戻りで冷たい風のなか、
美しい景色を眺めながら約4kmの散策を楽しみました。
散策コースの帰り道、目星をつけていた柑橘類は売り切れ。
結局何も買い物できませんでしたが、
美しい景色の中を気持ちよく歩いて大満足でした。
南部梅林の散策後せっかくなので海でもと、
千里の浜に立ち寄りました。
古くは白砂清松の浜として熊野参詣道の一部だったそうです。
今ではアオウミガメの産卵地としても知られ、
5月には産卵を見ることもできるようです。
さすがにこの時期は人気もなく、
私たちも冷たい風のなか海を一望してすぐさま退散しました。
海を眺めたあとは、いつもとおりコンビニでおにぎりを調達し、
車内での昼食をとって岐路につきました。
西宮に戻ったのは午後2時半すぎ。
いつものことながら出かけ先での滞在時間は短いですが、
ぎゅっと凝縮した楽しいお出かけになりました。
また春のドライブの楽しみです。いつもありがとう!