南部(みなべ)梅林



2月最後の日曜日。

妹たちと和歌山県の南部梅林へ出かけてきました。

 

和歌山県は梅の産地として有名ですが、

なかでも和歌山県みなべ町の南部梅林は

小高い山を切り開いた傾斜に20種類を超える品種、

約8万本を栽培し、「一目(ひとめ)百万、香り十里」

といわれる春の花の名所なのだそうです。

毎年梅の開花時に合わせて期間限定で開園され、

約3万人が訪れるのだとか。

今年は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開園のようです。

 

今日は、9時に西宮を出発し一気に和歌山まで。

2時間ほどで南部梅林に到着しました。

駐車場に車を止めて、入園門まで沿道を歩きます。

上り坂の沿道には、梅製品や柑橘類や野菜など、

農家の方々の出店が並び、ついつい梅より露店に目移り。

帰りに買い物して帰ろうといくつか目星をつけておきました。

 

入園門を過ぎてしばらく進むと急に視界が開け、

梅が一面に広がる丘陵が見えてきました。

あいにく梅は盛りを過ぎていましたが、

遠くに太平洋も望める丘陵の景色は絶景です。

寒の戻りで冷たい風のなか、

美しい景色を眺めながら約4kmの散策を楽しみました。

 

f:id:minimochism:20230226164834j:image

f:id:minimochism:20230226164908j:image

f:id:minimochism:20230226164928j:image

f:id:minimochism:20230226164942j:image

 

散策コースの帰り道、目星をつけていた柑橘類は売り切れ。

結局何も買い物できませんでしたが、

美しい景色の中を気持ちよく歩いて大満足でした。

 

南部梅林の散策後せっかくなので海でもと、

千里の浜に立ち寄りました。

古くは白砂清松の浜として熊野参詣道の一部だったそうです。

今ではアオウミガメの産卵地としても知られ、

5月には産卵を見ることもできるようです。

さすがにこの時期は人気もなく、

私たちも冷たい風のなか海を一望してすぐさま退散しました。

 

f:id:minimochism:20230226164958j:image

 

海を眺めたあとは、いつもとおりコンビニでおにぎりを調達し、

車内での昼食をとって岐路につきました。

西宮に戻ったのは午後2時半すぎ。

いつものことながら出かけ先での滞在時間は短いですが、

ぎゅっと凝縮した楽しいお出かけになりました。

また春のドライブの楽しみです。いつもありがとう!