ただいま

 

昨夜デンバーから帰国しました。

最後までエピソードなしで終わるはずがなく、
移動日だけでもいろいろありました。

 

まずホテルを早めにチェックアウトして、
空港かその途中でランチを食べようと思っていたのに、
空港へ向かうバスの中で出会った初老のアメリカ人の男性と
一緒に移動するハメになり結局到着がギリギリに。

この男性、私が仕事のために訪れていた会場で
アジア関連の本を販売していたそうで、
超大型スーツケース二つに本がぎっしり詰め込まれ、
自分の身の回りの物を詰めたと思われる少し小さめのスーツケースも
パンパンに膨れ上がって1人での移動が大変そうです。
乱暴な運転のバスに中でスーツケースが動くものだから、
手を貸してあげたら運の尽き(失礼)、
奥さんが日本人なのだそうで親近感を持たれたのか、
バスを降りてからも空港行き列車への移動も、
一緒に迷いながらたどり着き、
列車の中でも並んで座ってすっかり話し相手になってしまいました。

 

さらには空港に到着後、
チェックインカウンターを探して広いターミナルを歩くため
私がこの男性の小さい方のスーツケースを押すことに。
自分だけのコンパクトな荷物ならエスカレーターでいけるのに、
わざわざエレベーターを選ばなければならず常に遠回り。
コマが付いているとはいえこれが重くて重くて、
手がプルプル震え、おじさんに付いていくのに必死です。
チェックインカウンターに着くやすぐ、
僕はニューヨークで国内線だからじゃあありがとう、と
名残を惜しむ様子も一切なく消えていきました。

一人になって冷静になると時間があまりない・・・。
セキュリティチェックフロアに移り長蛇の列に並び、
搭乗口までの移動でほぼオンタイム。
最後のクラフトビールランチどころではありませんでした。

 

搭乗前にサンドイッチだけは購入したけれど、
機内に着席して離陸を待っていたら今度は機体不備で修理が必要とかで、
座席に座ったまま1時間待機です。
成田から伊丹へのの乗り継ぎが間に合うかとても心配でしたが、
機長が飛行をスピードアップしてくれたため、
なんとか乗り継ぎも間に合いました。

 

ところが伊丹行きも搭乗口で少し出発の遅れというアナウンスです。
なんだかついてないなぁと思ったけれど、
思ったよりもすぐに搭乗案内が始まり自分の座席まで行ってみると、
あれ?この席合ってる?と躊躇すようなビジネスクラス並みのシートです。
ちょうど私の後ろからは普通のエコノミー座席だったので、
よくわからないけど最後にラッキーでした。
なんなら長いフライトだったらいいのに、なんてね。
ベッドみたいにして寝そべっているとあっと言う間に到着でした。

 

ということで今朝から職場に戻ります。
時差の関係か、朝早く目が覚めたのでブログを書いた次第です。
日本はすっかり春ですね。