10月22日(日)
妹たちと高野山までドライブに出かけました。
9時に西宮を出発して一気に高野山まで。
この日は乾いた空気に青い秋空が広がり、
清々しく気持ちの良い秋の行楽日和です。
10月の高野山は冷えると聞いていたとおり、
車が奥深い山中を進むにつれ、
道中の温度表示板の数字が、17度、16度、15度と、
どんどん下がっていきました。
高野山大門から入って手前の駐車場に車を停め、
車外に出ると冷ややかです。
慌てて上着を着ましたが、それでもまだ肌寒く感じます。
眩しいくらいの日差しが暖を残しているものの、
今年は10月になっても暖かい日が多かったので
突然のこの秋冬の空気に体もびっくりです。
でも、歩くにはこのくらいがちょうどいい。
壇上伽藍や金剛峯寺などの見所をさらりと通過して、
定番の奥之院を目指しました。
入り口の一の橋から弘法大師御廟のある奥之院まで、
高い木々と苔生した墓石が連なる参道は、
高野山の歴史と威厳と神秘に包まれています。
ゆっくり歩けば見所満載の参道ですが、
歩くことが目的の私たちは立ち止まらずに奥まで直進、
御廟のお経と線香の香りに非日常的なトリップ感を感じながら、
再び参道を通って戻ってきました。
駐車場まで戻る道すがら、
これまで足を止めたことのなかった清高稲荷神社と、
特別公開されていた金剛三味院の入り口まで足を伸ばし、
この日の高野山散策は終了となりました。
いつものように滞在時間はわずかでも、
冷たい空気と色づき始めた木々に囲まれ、
秋の高野山を感じることができました。
高野山は10月がお勧め。
次回が楽しみです。