11月をふりかえって

 

 

気がつけば12月。

2023年も残すところ3週間強です。

 

春から夏、夏から秋と、仕事面で変化の大きな一年でしたが、

11月はたくさんの経験がありました。

 

まず11月11日(土)〜18日(金)イギリス出張に行きました。

ご縁があって出張が決まったのは2ヶ月前。

研究視察のお手伝いとして視察チームに加えていただき、

先生方3名と私の4名での渡英でした。

 

訪問先との調整やインタビュー内容の英訳など、

本業の合間に出発前1週間前から急ピッチで準備。

役が果たせるのかと不安と焦りが募りました。

出発前日や当日もなにかとハプニングが続き、

なんとか無事に羽田空港までたどり着いた時の安堵感。

ここまで来られたぞー!と、良く分からない開放感でした。

 

到着日はロンドン1泊。

翌日移動前の午前中に貴重なフリータイムがあったので、

ホテル周辺の街歩きと朝食のあと、大英博物館に行ってみました。

滞在わずか1時間半だったためほぼ何も覚えていないけど、

唯一ロンドンで観光を楽しめたので満足です。

 

残りの4泊は、ロンドンから列車で約1時間のウィンチェスターで。

ウィンチェスターは、元々イギリスの首都として栄えた街で、

荘厳な大聖堂や砦の城壁、歴史ある教会、砦の城壁、

街を流れる小川や大学と古き伝統を感じさせる落ち着いた街でした。

住むのはとても高いそうですが、コンパクトで街歩きにはぴったり。

有難いことに、仕事の合間に散歩やお茶を楽しむことができました。

 

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と、観光はさておき、肝心の仕事の方は学びが多い時間でした。

4日間に出会った方々へのインタビューや視察のおかげで、

さらに深く支援を考察する貴重な機会になりました。

英語力も磨いていかねばと改めて思わせられたほか、

通訳でありながら先方との調整役という立場の難しい立ち位置で、

先生方とのチームの中での立ち居振る舞いも含めて、

たくさんの反省や学び、気づきがありました。

この歳になり、新しいことにチャレンジできることに感謝です。

 

イギリス出張の翌週は、本業の方でパネル展・焚き火・英語カフェと、

単語で書きだすとますます何ら共通点のないイベントが続きました。

これらが、帰国翌週の木(祝)・土・日と連日続き、

全ての主担当だったために段取り調整で心せわしい1週間でした。

 

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出張とイベント全てを乗り切ったところで11月も終わりが見え、

最後の最後は映画の舞台挨拶登壇がありました。

小さな映画の小さな劇場での1週間限定上映期間中に、

主演の方々のアットホームな舞台挨拶に加えていただきました。

作り手の映画に対する熱い思いを肌に感じ、

かれこれ25年以上前(!)の映画宣伝の仕事を思い出しながら、

ああ映画っていいな、とじみじみ思えた11月最後の夜でした。

 

ということで、11月はたくさんの貴重な経験をさせていただきました。

さまざまなご縁と、思いやりある協働に心から感謝です。