パスポートが新しくなりました。
手元のパスポートによると、
前回の更新は10年前の2012年3月13日。
時期的にカナダのトロントで申請をしたはずですが、
ほんのかけらも記憶がありません。
なんとか思い起こして思い当たるのは、
2012年5月にアルと日本に帰ってきているので、
どうやらその直前に更新したようです。(たぶん)
前回はともかく、今回はパスポート切替の発給申請をしました。
新規申請との違いは、戸籍謄本を省略できる場合があることと、
有効パスポートが本人確認書類になることだそうです。
私の場合、姓の表記がカナダ用に括弧書きされているので、
新規申請はなんとなく面倒かつ不安に感じることもあって、
海外旅行の予定はなくても今のうちに切替をしておくことにしました。
申請書類は市役所で入手してあらかじめ記入し、
証明写真も写真屋さんで撮ってもらい、
準備万端で申請に出かけます。
コロナのまん延防止措置が発令中なので、
少しでも人混みをさけようと
神戸の旅券事務所ではなく尼崎出張所で申請しました。
近いけど今までほとんど出かけたことのない尼崎。
阪急夙川駅から塚口駅までわずか3駅、
旅券事務所が入っている駅前のビルへと繋がる連絡橋は、
演歌が流れそうな昭和感ですがアクセス良し。
このコロナ禍で海外に出る人も圧倒的に少ないからか、
旅券事務所はガラガラで、あっという間に手続きが終わりました。
1週間後に無事に発給され、受け取りも待ち時間ゼロ。
今のうちに手続きしておいて良かったです。
たったひとつだけ困ったことがありました。
申請用紙に本籍地を記入する欄があったのです。
確か運転免許証に本籍地の記載があったはずと、
免許証を取り出してみると現住所の記載しかありません。
2007年から運転免許証がICカード化されたため、
本籍欄は空欄になっていたようです。
15年前のできごとですが、知りませんでした・・・。
事前に市役所にパスポートの申請用紙を取りに行ったとき、
住民票の発行もしておけばよかったか…と二度手間に落胆しましたが、
ここはダメ元で頼みの綱の母に電話です。
「本籍地住所って分かる?」
「たしか運転免許証に書いてたから見てみるわ」
「それがもう今は書いてないみたいやねん」
「あら、ほんまや。でもメモしてるから待って」
ということで、無事に教えてもらうことができました。
新しいパスポートは、2032年3月9日まで有効。
2032年って、近未来的な響きです。
この防備録、10年後の申請の参考になるかしら?
そして今年こそカナダに行けますように・・・!