新型コロナウイルスワクチン接種の副作用

 

大学の職域接種で、一般より少し早くワクチンを接種することができました。

今回の職域接種では武田/モデルナ社製のワクチンを利用しているので、

1 回目の接種後、4週間の間隔で 2 回目の接種を受けることになります。

私の接種日は、1回目が7月26日(月)、2回目が8月23日(月)、

いずれも朝の9時30分からになりました。

 

指定接種期間中の最終日を選んだため、

自分の接種日を迎えるまでの間に、接種を終えた職場の人たちから

次々と副作用の話を聞きました。

 

1回目は、腕が上がらなくなったとか、体がだるくて何もできないとか、

発熱などがあった人が多く、ほとんどが接種翌日は欠勤していました。

そのため私も覚悟して臨んだのですが、びっくりするほど全く副作用はなく、

腕も振り回せるし全くだるくもない。

間違って食塩水注射でもされたのか?というくらい何もありませんでした。

翌日普通に出勤すると驚かれてしまいました。

 

それから1週間後、接種した腕が腫れるいわゆる「モデルナアーム」が

出現しました。

ただ、かゆみや腫れはさほどひどくなく、3cmX4cmくらいの四角い

ピンクの絆創膏のように腫れたくらいで、数日するとすぐに消えたので、

本当に軽い副作用だったと思います。

 

そうして迎えた2回目。

職場の人たちの情報では、高熱が出る、1回目よりもひどい、頭痛などで、

接種後2日経っても欠勤する人がほとんどでした。

接種会場での医師の問診でも、「1回目に何も副作用がなかった人も、

2回目は副作用が出ることがありますから気をつけてください」と言われ、

少し警戒していましたが、夜7時になっても全く変化はありませんでした。

 

ところが、接種から12時間後の夜9時半頃から、

なんとなく体の節々に痛みを感じるようになりました。

ただ、お盆の間ずっと家で座りっぱなしで、腰を痛めていたので、

また腰の痛みが強くなったのかなくらいに思っていたのです。

そうすると、あっという間に体が熱いようなかんじがして、

体温を測ると38度台。体の節々が痛みます。

一応備えていたカロナールを飲んで寝ようとしましたが、

しんどすぎて眠れず、夜中に何度も熱を測ると39度台です。

 

朝になり、38度台と39度台を行き来しながらも、

ゴミの日だということに気がつき、ふらふらしながらゴミ出しへ。

それ以外は、リンゴとヨーグルトを食べてカロナールを服用し、

ただひたすら寝ていました。

夕方にやっと熱は38度台前半にさがり、体の痛みも和らいだので、

その日の夜はぐっすり眠ることができました。

 

そして翌朝、熱は37度台にまで下がり、体もずいぶん楽になりました。

シーツとパジャマを洗濯する元気もありました。

接種から48時間が経つと、熱は36度台に下がり、嘘のように元気回復です。

まだ平熱よりは熱は高いですが正常範囲、まさに典型的な副作用でした。

 

副作用だからすぐ終わる、と我慢できますが、

これがコロナウィルス感染症だったらと思うと不安で怖いです。

今は医療も逼迫し、自宅療養の方も増えているので尚更です。

政府の緊急事態宣言の拡大もほぼ意味をなしておらず、

さらにワクチン接種の順番が回ってこない方や、

ワクチン接種が難しい方も多くいるので、

むやみに外出せず、感染対策はしっかりと行いたいと思います。