ゴールデンウィークのドライブ

 

子供の日の昨日、妹に誘ってもらい甥っ子を連れてドライブに行きました。

行先は当日になるまで決まらず、朝9時過ぎに西宮を出発、まずは徳島方面へ。

明石海峡大橋を渡り、淡路島も走り抜けて一気に鳴門市に入ったところで、

お手洗い休憩です。

 

10分後、再び走り出したころで「とりあえず“かずら橋”に行こうか」。

一度行ってみたいと思っていたので単純に喜びましたが、

そのときになって地図を広げて位置確認をすると

目的地は徳島の東の奥、ほぼ高知県の近くのようです。

 

思いのほか遠いけど大丈夫かと心配になったけれど、

「行って橋渡って戻ればいけるやろ」とのことで、

徳島自動車道と県道をひた走りました。

 

いよいよ緑豊かな祖谷渓に入るところで、時計を見ると12時半。

目的地まで一気に走るかどうか迷いましたが、

お昼どきなのでちょうど目の前に出てきた食事処で

先にお昼ごはんにすることにしました。

 

徳島名物だと書いてあった手打ち「祖谷そば」を注文。

太くて短いそばが出てきてびっくり。なるほどこれが祖谷そば、ね。

食べてみると、柔らかくてもちもちして何かに似ている気がします。

小さい頃に食べた小麦粉のお団子、すいとんみたい?

小麦粉の代わりにそば粉を使って、打って伸ばして短く切る、

というところでしょうか。

いかんせん、初めてなので、この短さが祖谷そばの共通の特徴なのか、

このお店のオリジナルなのか分かりませんが、

珍しいものを食べることができて満足でした。

 

f:id:minimochism:20170506101612j:plain

 

 

さて、1時頃に再びドライブ出発。

眩しく輝く深い緑の渓谷に入ると木々の間から垣間見える眼下に

エメラルドグリーンの川が流れ、本当に綺麗です。

ただ、くねくねとした山道は一車線しかなく、

対向車が来るとお互いにバックしたりしながら道を譲らねばならず、

運転者にはなかなかのストレスな道のりです。

くねくね、停止、バック、を繰り返して目的地までおよそ15キロ、

思った以上に時間がかかりました。

 

やっと「かずら橋」の駐車場が見えてきたと思ったら、

ここからは車の長蛇の列。

辛抱してやっと車を停めたのは2時半頃でした。

 

駐車場から橋までは徒歩5分ほど。

やっと外に出て雄大な渓谷と空と雲のコントラストに

清々しい気持ちになったのも束の間、

橋を渡るのを待つ長い列が出来ています。

誘導のおじさんが言うには「30分から2~3時間待ち」。

その待ち時間の幅の広さの真意も分からずとりあえず並びましたが、

帰りの渋滞のことを考えると、諦めた方がいいのかも。

 

3対1で待つ・諦めるで意見が分かれたものの、

今日渡らなかったもうチャンスがない、ということで

結局は少数派の意見が通り、並んで待つことになりました。

 

そうしてやっと順番が来て、皆で一列にゆっくり渡ります。

足元も手すりも揺れに揺れ、恐る恐るの甥っ子と勘弁してよの妹。

橋をは渡り切った先の「びわの滝」でマイナスイオンをささっとと浴びて、

急いで駐車場へ戻りました。

車外へ出て滞在時間約1時間30分ほど、実質動いたのは約15分?

陽を受けて輝く緑と爽やかな空気にもっと触れていたかったけれど、

もう急いで帰らなくては!

 

f:id:minimochism:20170506101734j:plain

 

ということで元来た道をひた走り、一気に鳴門大橋まで。

順調に淡路島に入ったと思った途端、

やれやれ洲本から明石海峡大橋まで30キロ渋滞です。

翌日土曜日が雨の予報だったので、

連休のハイライトとして絶好のお出かけ日和の子供の日のこの日、

家族でお出かけした人が多かったのでしょう。

そう分かっていても疲れます。

 

GPSで現在位置を確認するたび、

あまり動いていないことにがっかりを繰り返しながらも、

なんとか明石海峡大橋を渡り切ったときはすでに9時前。

西宮に戻ったのは9時半すぎでした。

 

完全な渋滞も含めこれぞまさにゴールデンウィークのお出かけ。

お天気にも恵まれ、滅多に訪れることができない場所へ連れ出してもらい、

楽しかったしとても有り難かったです。

元気をもらって連休明けもがんばれそうです。

ありがとう!