キャリアアップや希望する就職を実現するために、
必要な知識や技術の習得を支援する公的職業訓練のことで、
ハローワークでは早期再就職を目的として、
対象者別に「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」の
ふたつを斡旋しています。
詳しいことを尋ねようと相談窓口で問い合わせると、
私が申込み可能な実践コースがありました。
「介護職員初任者研修(短期間)」です。
公的な訓練のため、利用には所定の手続きや制限があり、
当然ながら面倒に思うところもあるのですが、
今回こちらの制度を利用して、受講することを決めました。
何しろ興味のある分野で、通学も便利な三宮。
しかも、このコースの開講日(8月17日)は、
私が「公共職業訓練」利用対象者でいられる最終日で、
開講が一日でも遅ければ、受講ができないようです。
募集締め切りも迫っています。
こんな絶妙なタイミングで、自分の条件に合致するコースが
見つかったのも何かの縁。
そこで、指示のとおりに事前相談・訓練校見学・受講申込書交付を経て、
申込み期日までに申込みの手続きを済ませました。
先日、その訓練校で筆記試験と面接を受けました。
筆記試験は30分。
「一番最後の問題だけしっかり書ければ大丈夫です」と、
最初に試験監督の方からアドバイスがありました。
その最後の問題とは「受講希望の理由」。
記入スペースもやや小さ目でありがたい。笑
で、最初に戻って早速問題を解いてみます。
最初は漢字の読み書き。普通レベルの漢字です。
続いて、桁の大きい算数と同義語など。(各2問程度)
そこまでは良かったのですが、その後は全く意味不明。
ふたつのサイコロの出た目の総和が偶数になる確率だの、
男4人女5人から3人を抽出したときに必ず男がいるのは何通りだの、
異なる濃度と量の食塩水を混ぜたら濃度はいくらになるだの、
あまりの分からなさに、これは衰えた脳を鍛える脳トレか?と、
笑いがこみあげる始末です。
無理にでも選択肢からひとつ回答を選んで記入するのもはばかられ、
いくつか空欄のまま提出しました。
そんな筆記試験が終わると、面接の順番が発表されました。
「1番目は○○さん、2番目は××さん、・・」と
申込み者(約10名)の名前が読み上げられていきます。
私の名前はなかなか呼ばれず、結局一番最後でした。笑
面接はいたってンプル簡単。
基本は志望動機と就職意思の確認です。
筆記試験は気にしなくて大丈夫です、との慰め(?)もありました。
結果は8月1日にご連絡します、ということで、
本日、受講決定のお知らせがありました。
というわけで、お盆明けから平日6時間の研修が始まります。
約2ヶ月の訓練が楽しみです。