収納が限られた狭いアパートに暮らして早8年。
引越してきたときは荷物が少なかったのに、
いつの間にか所有物が増え、ますます手狭です。
元々”物持ちがよい”タイプで、
20年来ずっと着ている洋服もあります。
一方で「いつか着るかも」と思いながら一切着ていない洋服や、
カナダの思い出があるから取っておいた洋服など、
処分する思い切りがなく場所をとっているものが多々ありました。
そこで、こうした踏ん切りの悪さを一層すべく、
「古着deワクチン」というリサイクルサービスを利用することにしました。
3000円ほど払うと古着回収用の紙袋が届き、
その紙袋に古着を詰めてから指定の宅急便会社に連絡すれば
都合の良い日に集荷に来てくれるというもの。
紙袋を購入した金額の一部が発展途上国の子ども達のワクチン代として
寄付されるそうです。
届いたキットには、綺麗に折り畳んだ丈夫な厚紙の大きな紙袋と、
回収された洋服がどうなっていくのか
一連の事業に関わる人たちの紹介パンフレットが入っていました。
キットの作成は日本の福祉作業所で障害のある方々が携わり、
回収された洋服は、木更津にある倉庫でフィリピン人の方々が仕分けし、
海外へと運ばれていくこと。
輸出先のひとつであるカンボジアに運ばれたあとも、
障害のある方々がこれらの古着の販売を担っていること。
古着を通して様々な形で雇用をが生み出されているようです。
こんな形での古着の処分なら、きっとアルやお義母さんも喜ぶでしょう。
カナダの思い出の品も思い切って片付けました。
踏ん切ることができずにいた洋服も一掃でき、
ちょっとした慈善活動にもなったという思いから、
さらに満足です。
コート2着、ブレザー1着、セーター5着、フーディー1着、
スカート2着、ワンピース2着、パンツ3着、カーディガン3着、
Tシャツ4枚、マフラー2枚、サンダル2足、パンプス2足
以上が大きな紙袋に収まりました。
(ちょうど段ボール1つ分)
GW連休のうちに梱包を終えていましたが、
集荷をお願いしたい週末に限ってお天気は雨。
雨に濡れてしまうと困るので集荷は先送りに。
やっと今週末に発送することができました。
それでもまだまだ手狭すぎる我が家。
もう少し広いアパートに引越が目標ですが、
実現はまだ先になりそうなのでまたこの古着の寄付を利用したいと思います。