福岡2日目

 

 

3月30日(土)

 

母と私は朝早く起きて再び大浴場へ。

朝風呂を楽しんだ後に旅館内の庭園を散策し、

ロビーそばにあるラウンジでコーヒーをいただきました。

 

朝は8時に用意してもらうことになっていたので、

7時半頃に部屋に戻ると妹たちが眠そうに身支度をしています。

昨晩は温泉の後に卓球をしたりしていたそうですが、

布団が暖かすぎてあまりよく眠れなかったようです。

 

8時過ぎ、お迎えが来て朝食へ案内されました。

てっきりレストランのようなところへ向かうのかと思っていたら、

少人数の宿泊者が泊まるお部屋に食事が用意されていました。

多数の品が少しずつ上品に盛りつけられた美しい朝食。

このお部屋も素敵だね、と部屋も食事も贅沢に楽しませていただきました。

 

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その後みんなでラウンジでコーヒーをいただいてから、

チェックアウトをして太宰府天満宮へ向かいます。

 

旅館のフロントで教えたもらったとおりに、

再び地図を手に旅館から歩いて西鉄紫駅まで。

西鉄太宰府駅まではわずか3駅です。

駅舎も天満宮のようなしつらえで、

駅からすでに参拝が始まりました。

 

参道は観光客に溢れて活気があり、

母と妹は帰りのために名物の梅ケ谷餅を探します。

あっという間に本殿へと向かう三連の太鼓橋・平橋へ。

手前から過去・未来・現在を表すとは知らなかったわと話しながら、

本殿での参拝の列に並び、来年受験の姪っ子のために合格祈願をしました。

 

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その後、絵馬に皆で寄せ書きをして奉納し、境内をゆっくり散策。

敷地内に九州国立博物館があるというので、

そちらの方面まで行ってみることにしました。

博物館の入口と書いてある先は、

長いエスカレーターと照明が虹色に変わる歩く歩道。

由緒ある太宰府天満宮から近代的な設備のギャップに驚きながら、

到着するとさらに驚きが。

スタイリッシュな博物館建物の周りは木々に囲まれ、

遊歩道の若い枝垂桜が満開でとても幻想的な風景です。

まさかこんな景色が見られるとは。

 

しばらく辺りを散策したのち、元来た道をたどって参道へ。

来るときにチェックしていた寺田屋さんで梅ケ谷餅を買い、

これで太宰府観光は終了です。

 

さて、これからどうしましょう?

再び今後の相談です。

姪っ子は今注目しているタレントの展示会が、

偶然にも福岡で展示期間中なので見に行くということで

午後からは別行動です。

私たちは何をするか決まらないまま、

とりあえずはその展示会がある天神まで皆で一緒に移動して、

ランチを食べてから解散することにしました。

 

天神駅について駅ビル内でランチを選びます。

お昼どきなので並ばず入れるお店も限りがあり、

母妹姪甥の4人は牛丼。

私はそのお店に食べられるものがなかったので、

ひとり離れて別のお店で魚の定食を食べてきました。

 

こんなふうにランチを済ませたあと、

姪っ子と別れた私たちは博多駅までのんびり歩いて戻ることにしました。

土地勘がなく、遠回りをしながらもお天気が良かったので気にならず。

時間もたっぷりあるのでのんびりと。

途中商業施設のキャナルシティ博多を通って博多駅に戻りました。

 

その後、母と妹がお土産探しに。

いつのまにか母妹甥を見失い、気が付けば私も別行動です。苦笑

しばらく経ってからそろそろ妹たちはどこにいるのかな、と

気になりメッセージを送ろうと思ったところに妹から電話です。

どうしても買って帰りたかったものが売っておらず、

探しに探して今になったということです。

姪っ子もちょうど合流して、あとは新幹線の出発を待つばかり。

出発までの間、みんなは最後のお土産選び、私は駅弁選び、

新幹線出発の30分前には全てを済ませてホームの待合室へ・・。

 

16:57博多発のぞみ184号に乗り込んですぐ、

お土産に買ったおやつを食べるとそのまま寝落ちの母妹姪甥。

寝ている皆を見て思わず笑みがこぼれました。

こうして家族で旅行をすることができて本当にうれしく思います。

また一緒にどこかへ行けるかな。

楽しい思い出をどうもありがとう!

 

 

 

福岡1日目

 

 

3月29日(金)

新神戸駅11:02発のぞみ157号で博多へ。

母はJRのジパング倶楽部会員なので

別の新幹線チケットを利用するということで、

博多駅のプラットフォームで待ち合わせとなりました。

 

午後1時半に博多に到着し母とも合流。

まずはランチに博多グルメをと選ばれたのは博多ラーメン。

博多ラーメン王道店の一つだという「Shin-Shin」で

5人並んでカウンターに座り、

4人は博多ラーメン、私はチャンポンをすすりました。

ちなみに、私はラーメンをほとんど食べないのでよく分かりませんが、

博多ラーメンの特徴は豚骨細麺で、麺の固さを選ぶことができるのだそうです。

 

さて、ランチも食べ終わりこの先はどうしましょう?と、

そもそも計画が全くなかったため店を出てから相談です。

2日ともにお天気はよさそうなので、

1日目は博多駅周辺、2日目は太宰府と決め、

駅のインフォメーションセンターで地図をもらって、

博多の総鎮守と言われる櫛田神社を中心にして

川端エリアを散策することにしました。

 

地図を頼りに辿り着いた櫛田神社

博多祇園山笠の奉納神社なのだそうで、

見応えのある立派な飾り山笠が境内に納められています。

全く知識なく訪れた私たちは、その豪華絢爛さにびっくり。

境内には桜も咲いていて、幸先よいスタートとなりました。

 

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その後、川端商店街を少し歩き、はかた伝統工芸館へ。

入館無料だったので中に入り2階の展示室を覗きます。

博多織や博多人形などの伝統工芸品の中には

歌舞伎や能の演目の人形があるほか、

踊り場に歌舞伎役者の手形まで展示されていたので、

だったらついでに博多座も見に行ってみようと、

工芸館の次は博多座を目指しました。

 

桜が取り囲む冷泉公演を通って博多座へ。

近代的な大きな建物にちょうちんだけが歌舞伎の名残。

舞台、ミュージカル、宝塚、歌舞伎と、話題の演目が上演される

演劇専用劇場です。

 

さて、次の目的地は東長寺

弘法大使創建の寺ということで朱赤が鮮やかな五重塔が華々しい。

五重塔」と言えばすぐに教えてもらえるよく知られたお寺ですが、

この周辺には東長寺以外にも歴史のある大きなお寺が点在しています。

実は博多は京都・奈良に次いでお寺や神社が多いそうです。

貿易港として栄えた博多は商人の町として有名ですが、

その背景に宗教が密接に関わり繁栄したのでしょう。

 

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こうして歴史に少し思いを馳せたところで、なんと歩数が11111歩。

博多駅の周りは十分よく歩いたので、

そろそろ本日の宿のある二日市へ移動することにしました。

 

妹が予約してくれていた温泉旅館「大丸別荘」。

JR博多からJR二日市駅そこからタクシーで5分のところを、

地図を片手に徒歩で向かいます。

裏路地を抜けてたどり着いたのは、

風格ある大正建築に館内に立ち込めるアロマとお香の香り、

そして行き届いたもてなしが素晴らしい由緒ある旅館でした。

 

こんな贅沢な旅館に泊まりながらも、

夕食は近くのファミリーレストランへ。

このカジュアルさも家族旅行ならではです。

 

夕食から戻ると早速、大浴場で久しぶりの温泉につかり、

今日の疲れと出張の疲れ、日ごろの疲れも全部取って部屋に戻り、

さっきコンビニで買ってきたワインを飲んだらすっかり眠くなり、

妹と姪っ子が大浴場から戻るのも待たずに布団に入り、

あっという間に眠りに落ちました・・。

 

福岡

 

デンバー出張の振替休日を取得して、
甥っ子の中等部卒業の記念に
甥姪妹母私の5人で福岡へ行ってきました。

1日目は博多駅周辺の散策、
2日目は太宰府天満宮とお土産選び。
わずか1泊2日でしたが
天候に恵まれてたくさん歩き、
行き当たりばったりの割には上出来でした。

地図を手にあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
もっと計画性があれば良かったかもしれませんが、
気兼ねない家族旅行だから効率的である必要もなく、
各々マイペースで十分に楽しめました。

私は甥姪と泊りがけの旅行が初めてだったので、
一緒に出かけられたことに何より特別感があります。
図らずも福岡の桜(ソメイヨシノ)が満開となったのも喜ばしい。

帰りの新幹線では皆ぐっすり。
楽しい旅をありがとう!

 

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ただいま

 

昨夜デンバーから帰国しました。

最後までエピソードなしで終わるはずがなく、
移動日だけでもいろいろありました。

 

まずホテルを早めにチェックアウトして、
空港かその途中でランチを食べようと思っていたのに、
空港へ向かうバスの中で出会った初老のアメリカ人の男性と
一緒に移動するハメになり結局到着がギリギリに。

この男性、私が仕事のために訪れていた会場で
アジア関連の本を販売していたそうで、
超大型スーツケース二つに本がぎっしり詰め込まれ、
自分の身の回りの物を詰めたと思われる少し小さめのスーツケースも
パンパンに膨れ上がって1人での移動が大変そうです。
乱暴な運転のバスに中でスーツケースが動くものだから、
手を貸してあげたら運の尽き(失礼)、
奥さんが日本人なのだそうで親近感を持たれたのか、
バスを降りてからも空港行き列車への移動も、
一緒に迷いながらたどり着き、
列車の中でも並んで座ってすっかり話し相手になってしまいました。

 

さらには空港に到着後、
チェックインカウンターを探して広いターミナルを歩くため
私がこの男性の小さい方のスーツケースを押すことに。
自分だけのコンパクトな荷物ならエスカレーターでいけるのに、
わざわざエレベーターを選ばなければならず常に遠回り。
コマが付いているとはいえこれが重くて重くて、
手がプルプル震え、おじさんに付いていくのに必死です。
チェックインカウンターに着くやすぐ、
僕はニューヨークで国内線だからじゃあありがとう、と
名残を惜しむ様子も一切なく消えていきました。

一人になって冷静になると時間があまりない・・・。
セキュリティチェックフロアに移り長蛇の列に並び、
搭乗口までの移動でほぼオンタイム。
最後のクラフトビールランチどころではありませんでした。

 

搭乗前にサンドイッチだけは購入したけれど、
機内に着席して離陸を待っていたら今度は機体不備で修理が必要とかで、
座席に座ったまま1時間待機です。
成田から伊丹へのの乗り継ぎが間に合うかとても心配でしたが、
機長が飛行をスピードアップしてくれたため、
なんとか乗り継ぎも間に合いました。

 

ところが伊丹行きも搭乗口で少し出発の遅れというアナウンスです。
なんだかついてないなぁと思ったけれど、
思ったよりもすぐに搭乗案内が始まり自分の座席まで行ってみると、
あれ?この席合ってる?と躊躇すようなビジネスクラス並みのシートです。
ちょうど私の後ろからは普通のエコノミー座席だったので、
よくわからないけど最後にラッキーでした。
なんなら長いフライトだったらいいのに、なんてね。
ベッドみたいにして寝そべっているとあっと言う間に到着でした。

 

ということで今朝から職場に戻ります。
時差の関係か、朝早く目が覚めたのでブログを書いた次第です。
日本はすっかり春ですね。

 

 

続・デンバー

 

 

無事に仕事が終わりました!

濃厚であっという間で疲れたけれどやり切った感じがします。

ただ、課題がたくさん残ったので、

これで終わりというわけではなく、

戻ってからはまた忙しくなりそうです。

 

帰国のフライトが明日のお昼なので、

束の間の自由時間ができました。

仕事が全て終わった午後、

青空に誘われて歩いてデンバー美術館へ行ってきました。

 

ロッキー山脈の山々とふもとの岩水晶をモチーフにしたという外観も、

アメリカ先住民の芸術や近現代アートをミックスした展示も、

オリジナルでとてもクール。

アートのことはよく分からないので、

1時間半ほどでざっと見て回っただけですが、

貴重な気分転換になりました。

 

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近くのカフェで遅めのランチを食べてホテルに戻り、

仕事のレポートなどをまとめてから、

最後の夜なのでデンバー名物のクラフトビールでも飲みに行くと決め、

さあ出かけようと思ったら外は雨。

レインコートを着て出かけようか迷いながら

荷物の整理などをしているうちに雨が上がったので、

自分への褒美のためにも地元のビール醸造所レストランへ。

ビールは得意ではありませんが、

最近流行のクラフトビールは個性があって好きなのです。

 

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仕事もオフの時間も充実したデンバー出張、

良い思い出になりました。

 

 

デンバー

 

突然ですが、アメリカのデンバーに来ています。

3月20日~26日まで、5泊7日の旅。

あいにく旅行ではなく仕事です。

 

出発の前日までは、現地での仕事の準備、

不在の間の業務の段取りに加え、

そもそもデンバーってどこにあるの?というくらいで、

とても気が重かったのですが、

いざアメリカに入国した途端に異国の空気に飲まれ、

せっかくなら空き時間を活用して楽しまなければ!と、

思っているところです。

 

少し時間があったので、早速街歩きをしました。

デンバーダウンタウンはコンパクトで動きやすいです。

 

いよいよ本格的な仕事が始まります。

 

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Holidays in Canada 2018 Photos

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美味しい食事とワインと友人たちの囲まれて、

とても贅沢で幸せなホリデーでした。

カナダはやはり私の故郷です!