歯のクリーニングに行きました。
歯石除去が終わってから歯科衛生さんが先生を呼び、
私の耳元で何やら報告しています。
「風をかけると右上奥から何かポロポロ出てきます」
「ん?あ、ほんとだ、いっぱい出てくるな。何だこれ?」
「おそらく食べかすだと思うんですけど」
「うーん、どこから出てくるんだろう」
どうやら、右奥の白い詰め物と歯の間に小さな隙間があり、
その中に物が詰まっていたようなのです。
「昔、治療をしましたか?」と先生に聞かれて
すぐに思い当たる節がありました。
確かに5年ほど前、カナダの歯医者で治療をしました。
昭和的雰囲気の設備の中、
初老の先生が古い機械で撮ったレントゲンのポジを私に見せながら
説明をしてくれた記憶があります。
古めかしすぎのレントゲン!ポジ?!小さくて見えないし!!
と、そのときすでに不安ではあったけれど、
数年後まさかこんなことになるなんて。
ましてや全額負担で3万円ほど払ったのに・・・。
「これを放っておくと虫歯になるので今
ついでにここを削って新しい詰め物にしておきます」
とクリーニングの後にテキパキ処置。
先週治療した歯の写真をPCで見せながら、
「歯の淵は削れていないので、
歯ぎしりではなく酸が原因で歯が溶けている可能性がありますね。
グレープフルーツ、酢の物をよく食べますか、あとワインも」
全部大好物で、ほぼ毎日のように摂っています・・。
というわけで、酸のコントロールに注意しながら様子を見、
4か月に診てもらうことで今回の治療は終了しました。
マウスピースの不安から解放され、一安心。
何はともあれ、今回歯医者を訪ねてよかったです。
この10年ほどカナダと日本の歯医者の定期検診で、
「頻繁に来ない割には手入れができている」と言われて
すっかり慢心油断していたことを反省し、
酸コントロールに励みたいと思います。