日本に帰って来て3週間。
ほぼ毎日のように神戸の気温は日中20度近くまであがり、
今日から12月とは思えない暖かさです。
それは平年よりも高いからかもしれないし、
11月には雪が降るカナダの短い秋に慣れた私には
過剰にそう感じるだけなのかもしれないけれど、
こんな時期になっても紅葉を楽しめるというのは
いずれにしても喜ばしいこと。
住宅地のあちこちが桜の葉の赤やイチョウの黄、松の緑で囲まれ、
北を眺めれば六甲山の山並みが陰影に富んでぽこぽことしています。
田舎ではない都市部でも秋がこんなに色彩豊かとは、
これまで全く気がついていませんでした。
歳をとったから自然の美しさが身に染みるのか、
単にかつての生活では自然に目をやる暇と余裕が全くなかったからか、
こちらもいずれでもいいのです。
毎日の中で美しい日本の秋の景色に出くわすことができるのは
とても素晴らしいことだから。
12月の初日は雨。
これで紅葉も最後かな。
明日からはぐっと気温が下がっていよいよ冬の到来となりそうです。