気温19度と温かく秋晴れとなった3連休の最終日、
母と一緒にハイキングへ行きました。
今回のコースは、JR元町駅から歩き始めて
諏訪山公園~大師道~猩々池~再度公園~布袋谷~
市ケ原~貯水池~徳光院~新神戸~三宮 約10km。
翌日のお天気が雨模様だというので、
せっかくの紅葉が終わってしまうことも懸念して、
やはり今日のうちに簡単な山歩きに行っていこうと
母が選んでくれたコースです。
おにぎりとお茶とおやつ少々の軽装備で
9時前に家を出発しました。
元町駅から北へ歩いて10分ほどで諏訪山公園へ。
すでに喧騒から離れ自然豊かなハイキングコースに入ります。
背の高い木々の紅葉はまさに見頃。
赤、朱色、黄色、それに緑と、色彩豊かな林の中は
光が差し込むと歓声をあげるほどに美しく、
足元より頭上を見上げ、立ち止まっては写真を撮って、
のんびり歩いていきました。
「うわ~」「きれい~」「見て~」
飽きずに何度この言葉を繰り返したことか。
でも、ついそう言わずにはいられないほど、
それは見事で可憐、絶景の連続だったのです。
そろそろ休憩をしようと思っていた11時過ぎ、
先を急ぐ大勢の人たちと入れ違うようになりました。
この日は六甲全山縦走大会の実施日だったようです。
でも、同じコースを歩くわけではないので大丈夫。
私たちは再度公園にコースをそれ、
修法ヶ原池を眺めながらおにぎりとお茶でちょっと一服。
軽く休んで布袋谷を通る下りへと進みました。
市ケ原で再び縦走参加者の方々と一緒になったものの、
それもわずか一か所だけ。
最後も布引の滝ではなく徳光院へと回るルートで、
全体を通して人の出が少なく、
ゆっくりと紅葉を愛でながら散策することができたのは
本当にラッキーでした。
母の予定通り1時半には騒がしい神戸の街へ戻り、
三宮で少し寄り道をして帰宅したのが2時半頃。
お金も時間もかけずここまで満足して遊べる故郷神戸は最高。
これも、母のおかげです。
お母さん、ありがとう!
それから、言葉で美を表現するのは本当に難しい。
絵を描くように言葉で描くことができれば、いつもそう思います。
だから写真。