続・トロント

 

今回の出張の主目的だった会議も無事終わりました。
12時から5時まで内容の濃い時間でしたが、
任務を終えて安堵です。

 

6時半に皆で食事へ出かけることになり、
一旦解散して部屋に戻るとまさかのギフトが!

 

お疲れさま!やっと終わったね!と、
手作りのフルーツジャーとスパークリングワインのミニボトル。
強行出張の終了を祝ってね、と気の利いたお洒落で優しい気持ちが
たっぷり込められています。

 

毎日こんなに頂き物ばかりで私には勿体ない限りです。
すぐに消費してはそれこそ勿体ないので、
持ち帰ることができるものはできるだけ持ち帰ろうと、
半分空になったスーツケースに詰め込んだら
予定以上に荷物がぎっしり。

 

今回の強行スケジュールで、
せめてかつて働いていたワイナリーのワインだけでも、と
朝から酒屋のオープンと同時に入店して
半ば必死に買い求めたワインと、
他の人からの預かり荷物もあるので、
なかなかの重量になるけれどそれでも大切な贈り物、
筋肉痛を覚悟で持ち帰ります。

 

本日午後のフライトで帰国なので、
午前中はやっと最後のフリータイム。
素敵な時間を過ごしたいと思います。

 

 

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トロント

 

実は今、3泊5日の強行スケジュールで、

トロントに出張にきています。

 

移動に丸1日は要するので、

到着した日は夕食を食べて就寝のみ、

翌朝往復6時間かけてバスにて陸路で国境を越え、

ナイアガラの対岸バッファローへ。

朝9時にトロントを出てから戻ったのは夜9時。

さすがに長い1日でした。

 

そして今日はお昼から夕方まで6時間の会議です。

午前中は会議の準備、会議の後は夕食会があるので、

今日も自由時間はなし、翌日はもう出発です。

 

せっかくトロントにいるのに、

ましてやバスでカナダの故郷セント・キャサリンズや

ナイアガラを通過するのに、友達に会う時間がないのが残念。

同行メンバーもいるため、勝手な行動ができないのは、

日本のサラリーマンな性なので仕方ありません。

 

せめて、近くから想いを送ります!と、

友達にはトロントにいることだけ伝えていました。

 

ロングフライトの後ホテルに到着し、

チェックインするためにフロントに向かったら、

なんとマルガリータがウェルカムフラワーを持って

待っていてくれたのです!

 

彼女はトロントで働いているので仕事帰りだと言いますが、

それでも長い時間待っていたはず。

なのに、私はその後予定があって彼女と

お茶をする時間もありません。

恐縮する私に、「それは分かっていたし、ただ一目会いたかったから」と、

すぐに帰って行きました。

温かすぎです…。

 

そんなウェルカムでトロントでの初日を終え、

翌日バッファロー日帰り出張で長い1日を過ごして

やっと部屋に戻ると、なんとベッドの上にまたギフトが!

マルガリータとレスターから、

「やっと1人になったから真夜中のスナックを!」と

おしゃれなおつまみセットが入っていました。

彼女の心遣いともてなしには本当に感嘆します。

 

カナダにこんな素敵な友人がいる私は幸せですね。

慌ただしいスケジュールで疲れた心も癒されました。

いくら言って足りませんが、いつもいつもいつも本当にありがとう!!

 

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素敵なお花

 

カナダにいるFちゃんから、

アルと私にとても素敵なお花が届きました。

正方形の箱の中に華やかなプリザーブドフラワー

いっぱいに詰まっています。

 

「いつも元気で笑顔で周りの人を勇気づけるアルのように

元気になれるお花を贈ります」

 

3月はアルの生没月だと覚えてくれたFちゃんからの

心温まるサプライズ。

年の離れた妹のような彼女から温かな気持ちに感謝と涙です。

 

このお花に元気をもらい、

私もアルみたいに、周りの人を勇気づけられる人になれるといいな。

私に強い気持ちを与えてくれて本当にどうもありがとう。

 

 

 

 

 

梅にメジロ

 

土曜日出勤の朝、職場へ向かう途中に
岡本梅林公園まで足を延ばしてみました。
 
空気は冷たかったけれど、
期待していた以上に梅は花開いていて、
澄み渡って清々しい青空によく映えています。
 
形や色も様々な小さな花にも癒されましたが、
花に誘われて嬉しそうに飛び回る黄緑色の小鳥が可愛い!
「梅にメジロ」。
メジロは花の蜜が好きだのだそうです。
 
仕事の前に気持ちの良い朝のひとときでした。

 

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カランコエ

 

年明けにカナダから帰国した翌日、

小さなオレンジ色のつぼみがついた鉢植えを買いました。

 

この植物、以前アルが友人宅でのお呼ばれの際に

手土産として持って行ったお花で、

年末にカナダに里帰りしたときに訪ねた友人が

「アルにもらったこの花、元気にどんどん大きくなってるよ」と

見せてくれたばかり。

プレゼントしたときには小さなオレンジ色のお花がついていたのに、

葉ざしをしたら勢いよく緑が成長し観葉植物のようになったそうです。

 

つい数日前に久しぶりに思い出したこのお花を

偶然に日本で見つけたことにまた不思議な縁を感じ、

嬉しくなって迷わず買って帰ったのです。

 

先日、実家の母にこのエピソードを話しながら写真を見せて、

花の名前を知っているかどうか聞いてみると、

「コンキリエとか、そんなような名前だったような」。

 

さて、昨日は母の誕生日。

何か気持ちだけでもと思った時に思いついたのが、

このアルの花のプレゼント。

お揃いでオレンジにするつもりだったけれど、

ピンクの花が色も形も一番きれいだったので、

母にはピンク色を選びました。

 

ついでにお店で花の名前を聞いたところ、正解は「カランコエ」。

5文字カタカナでカ行中心、ンが入って最後はエ。

「コンキリエ」かなり惜しい!

 

そんな顛末も思い出しながら小さな花に元気をもらい、

母が明るく健康な一年を過ごせるように愛をこめて。

誕生日おめでとう!!

 

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神社にて

久しぶりに休日の土曜日。
厳しい寒さも和らいで青空のもと、
今更ながら最寄りの神社へ初詣にでも
と出かけてみると、
境内にて『全国大陶器市』が開催中。
1点500円程の日常使いの食器や
有田焼などの美術工芸品などが露店に
並んでいました。

必要最低限の食器しか持っていない私も、
何気なく手にとってみたりしているうちに、
器っていいよね〜という気分になり、
店主のおじさんに声をかけられると
なるほどこれはお値打ち物という気になって
勢いで買ってしまいそうになったけれど、
いつも料理と呼べるほどでもない食事を
なるべく洗い物を出さずに済ませている日々、
おそらく出番はないだろうと、
冷静な自分が現実的に考えて、思い留まりました。

でも、器のある暮らしを想像してみただけで
なんとなく心が豊かになったような?
結局、初詣に出かけたはずなのに、
お詣りするのを忘れて帰って来てしまいました。
またいつか。

Holidays in Canada 3

29日

いつもお洒落なマルガリータが、
ベッドの上に朝食を用意してくれました。
 
急遽予定が入ったマルガリータをウェランドまで送り、
彼女を待っている間、レスターと雪のトレイルを散歩。
懐かしいカナディアンウィンターはやっぱり寒い!
 
散歩の後はマルガリータと合流して、
夜のナイアガラの滝へ。
防寒はばっちりでしたが夜も風で体感温度が冷たすぎる…
光の祭典らしきものを軽く見た後に、
暖を取るためレストランで夕食を。
今日は、カナダの冬の一日となりました。
 

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30日。
朝は再びベッドの上で朝食を。
スペイン仕込みのスパニッシュオムレツを作ってくれました。
 
朝から満腹すぎて動きにくい体を動かして、
GO Trainでトロントへ。
ダウンタウンでのスケートに繰り出しました。
あいにくマイスケートは2年前に手放しましたが、
レンタルスケートで久しぶりに氷の上へ。
リンクに出たのがすでに夕方だったのでいつしか街中にライトが灯り、
トロントらしい雰囲気を味わうことができました。
 
その後少しウィンドウショッピングをして、
King streetのお洒落なレストランで夕食を。
Go trainに乗って家に戻ったら11時を過ぎていて、
疲れたけれどとても楽しい一日でした。
 

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31日。
2016年最後の日。
今日は何もせずひたすらのんびり&美味しい物を食べる、がテーマです。
 
朝は軽めに済ませてお昼はマルガリータ十八番のパエリアです。
キッチンで手さばきを見ながらほんの少しだけお手伝い。
オーブンから出てきた山盛りのパエリアも、
3人でがっつりといただきお腹がいっぱい。
 
その後、カナダでのクリスマスの定番映画のダイハードを見て、
年越しカウントダウンに備えてまたもお昼寝。
私とレスターが寝ている間に
マルガリータは夕食の準備をすっかり済ませていました。
 
夕食は、キューバのお正月伝統料理のポークローストです。
お昼が遅かったので空腹ではないはずなのに、
美味しい料理につい箸が(フォークが)進みます。
 
そしていよいよ新年を迎えるカウントダウン。
パソコンでNYCタイムズスクエアの中継を見ながら、
最後の10秒を待ち構えます。
 
マルガリータがスペインの伝統的な年越しを、と
ぶどうの粒を1人10粒用意していました。
スペインでは、新年を迎える10秒前から1秒に1粒ずつ
口の中にぶどうの放り込む風習があるそうです。
 
こんなふうに珍しい方法で2017年を迎え、
スパークリングワインで乾杯。
とても素敵な年越しとなりました。
 

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2017年1月1日。
 
元旦に出発の私のために、
朝早くから朝食を準備してくれたマルガリータ
最後の最後まで至れり尽くせりで、
日本からの気持ちだけのギフトたちと
ワイナリーで買ってきたワインくらいでは、
感謝も全く足りません。
 
そう伝えても、ただただ笑顔で空港まで見送ってくれるふたり。
さすがにnew years dayのハイウェイは空いていて、
あっという間に空港へ到着。
最後はいつものように大きなハグでお別れをして、
私の夢のようなホリデーが終わりました。
 
2年ぶりの逆帰省は身に余るほど温かく、
素敵な友人に囲まれて2016年を締めくくり、
気持ちがまた少し強くなりました。
2017年が皆にとって平穏で健やかで幸せな年になりますように。