真夏のドライブ②

 

天橋立へのドライブ翌日と翌々日は、
ぐずついた天気になりました。
それでも予定していた17日(金)は天気も回復。
また行先を相談することのないままドライブ決行となりました。

 

前回のドライブで暑さが大敵だと悟った私たち。
妹が涼しそうな行先を調べてくれ、
朝来市にある生野銀山に行ってみることになりました。
坑道の中は年間を通して気温13度なのだとか。
せめてそちらの中だけでも涼が取れそうです。

 

さて当日。
前回はバイトで参加しなかった姪っ子も一緒にお出かけです。
10時に西宮を出発するとすぐに工事中の県道でひどい渋滞。
仕方がないので六甲山を越えるルートに切替えてのスタートでしたが、
その後は順調に進んで12時過ぎには生野銀山へ到着しました。

しかし車を降りてびっくり。
ちょっと寒い・・・?
この日の朝から急に気温が下がり、
40日ぶりに各地で30度を下回ったようです。
坑道に入るまでもなくこの涼しさ。
先日の天橋立とのギャップが・・・。

 

事前に下調べをしてくれた妹と姪っ子は、
鉱山ボーイズなるキャラクターに注目。
入場券を買い求めた時にも鉱山ボーイズ一覧も渡されました。
なんですか?これは?

長い歴史のある生野銀山が閉山したのち、
運営会社では当時の労働者達を再現したマネキンを設置し
往年の様子を伝える努力をしてきましたが、
場所柄観光客の足が伸びずに困ったところ、
総勢60名のマネキン人形たちを「超地下アイドル」として
本気でプロデュースして総選挙や曲まで出してしまうという
奇抜な取り組みがテレビなどで取り上げられ、
今やアイドルグッズを売り出したり硬いイメージの鉱山とは
まったく異なる手法でアピールしているというのです。

たしかに、坑道に入る前から何体ものマネキンが配され、
暗く湿った坑道の中にも飛鳥君や翔君と名付けられたイケメンの(?)
マネキンが各場で作業をしており、
お気に入りのマネキンを探したり女子高生でも楽しめる仕様に。
バカバカしいけど、ここまでやるとすごいです。

13度と上着が必要なくらいに涼しい坑内を、
私たちも皆いろいろな意味で飽きることなく散策することができました。

 

さて坑道を出た後は、
銀を掘った跡や断層が多数残る鉱山の外側を歩くことができる
坑道外コースを往復30分ほど散策。
複雑な断層や鋭い岩肌を間近で見ることができ、
カメラを持ってこなかったことを公開するほど見どころが満載でした。

 

その後、施設内の食堂で簡単な昼食をとり、
2時過ぎに生野銀山を後にしました。
ここまで来たら城崎まで行ってみるか、と
またまたフットワーク軽く円山川を北上して城崎まで。
温泉街を車で少し走りながら駐車場を探すも、
旅館以外の駐車場がなかなか見つからず、
結局車は止めずに引き返すこれまたいつものパターンです。

でも、雄大円山川やその向こうにそびえる山々、
あちこちに広がる田園風景を眺めながらのドライブは、
とても心地良く今回のドライブもとっても快適で最高でした。

 

神戸まで戻ってから西宮までは渋滞でかなり時間がかかり、
最後にどっと疲れが出たけれども、
姪っ子とも久しぶりにたくさん話をすることができて、
楽しい夏休みの一日になりました。
ありがとう!!

 

f:id:minimochism:20180818134924j:plain