カボジ日記 必需品編

11月16日(土)

 夜中に汗をかくこともなく、朝までぐっすり。

逆にかゆみ止めの薬のためか朝になっても起きられません。

すでに暖かそうな朝の陽ざしが差し込んでいたので、

無理やり起きて鏡をのぞきます。

目と目の間(鼻の上)、唇の上(鼻の下)に赤みのある湿疹が残っていますが、

それ以外はぽつぽつもかなり減って久しぶりにみる自分の肌です。

おでこは皮がむけているし、見た目はまだよくありませんが、

1週間前と比べると雲泥の差で、やっと少し安心できました。

 

洗濯をして簡単に掃除をして、

今日は一日読書でのんびりすることにしました。

しかし外はとても良いお天気。

しつこいですが、本当なら小豆島で紅葉を楽しんでいたはずなのに・・。

往生際が悪いですね。

 

 

11月17日(日)

今朝も朝までぐっすり、

8時前に母から電話があるまで目が開きません。

確実にかゆみ止めの薬のせいです。

以前同じ薬を処方されたときに朝がどうしても置きづらかったので、

「薬のせいで朝が起きられません」と先生に話すと、

「いやいやこの薬はそこまで眠たくなりませんよ」と一笑されたとを

思い出しました。

先生には悪気はなかったと思いますが、私は小ばかにされたように感じ、

それがきっかけで別の皮膚科へ通い始めたのでした。

やはりこれだけ起きられないので薬による眠気は明らか、

今になってはどうでも良いことですが、

自分で納得することができたのはすっきりです。

 

顔にはまだ、目と目の間と唇の上に赤い発疹が残っていますが、

それ以外は随分と良くなっています。

それとは別に首の湿疹が全体に広がり始めていますが、

カポジを経験してからはこれくらいの湿疹ももはやどうでも良いかんじです。

薬で痒みさえコントロールすることができれば、

このままでも構わないと思えるようになったのはカポジのおかげです・・・。

 

いよいよ明日から仕事に復帰するので今日も一日のんびり過ごします。

唯一のお出かけで、綿のインナーと下着一式を無印良品で揃えました。

これから寒くなるのに、ヒートテックや極暖のようなインナーは

考えるだけですでにかゆく、この際すべてを綿製品にすることにしました。

ちょうど無印週間というお得な割引期間だったのでまとめ買い。

 

ちなみに、カポジになって最も活躍したものは、

しっとりと柔らかく保湿があるティッシュです。

眼の淵やまわりに発疹があり目ヤニでいっぱいだったとき、

食事のあと口をふくだけでも発疹が痛も膿や血が状態だったとき、

この柔らかなティッシュに本当に助けられました。

たまたま郵便局で預金をしたときにもらった粗品

まさかこんなに役立つなんて・・!!

 

もうひとつは、鼻の部分にノーズクッションがついたマスク。

マスクが少しでもあたると発疹が痛み汚れるので、

ノーズクッションなるスポンジがついたマスクがかなり役に立ちました。

本来はノーズクッションをあわせて隙間ができないように鼻の部分に

びったりと合わせて呼気のもれを防ぐようですが、

私の場合は隙間をたっぷり、通気性抜群という状態で利用することで

随分と助かりました。

 

というわけで、必需品とともにカポジと向き合い1週間。

明日からいよいよ仕事復帰です。

完治にはまだもう少し時間がかかりそうだけれど

大事には至らずここまで回復して良かったです。

必需品にこのまま当分お世話になりつつ早く元気を取り戻して、

今後は免疫と肌を強くすることを心掛けたいと思います。