妹たちと夏のドライブへ出かけました。
連日の猛暑でどこへ行っても暑さが厳しく、
どこへ行っても観光歩きもままならないだろうと覚悟して、
少しでも涼しいかもと選んだのは比叡山です。
朝9時半に西宮を出発して京都・滋賀方面へ向かいます。
途中、高速道路の渋滞で前に進みにくいところもありましたが、
約2時間で比叡山ドライブウェイにたどり着きました。
比叡山は、京都と滋賀の県境にあり、
東には「天台薬師の池」と詠われた琵琶湖、
西には京都の町並みを一望できます。
比叡山には様々な娯楽施設があるようですが、
私たちが目指したのは延暦寺です。
昔、社会科で覚えた記憶があるのが、
点在する約100ほどの堂宇の総称だということを、
今更ながら今回初めて知ることができました。
比叡山という山全体が寺域であり、
山内を地域別に東を「東塔(とうどう)」、
西を「西塔(さいとう)、北を「横川(よかわ)」と
3つの区域に区分し、それぞれに本堂があります。
車から降りると下界とは異なる過ごしやすい気温。
曇りがかって風が吹くと肌寒く感じるほどです。
ちょうどよかったね、と言いながら、
早速「東塔」エリアを散策します。
本堂にあたる根本中堂は平成の大改修中だということで、
本堂の全貌を見ることはできませんでしたが、
足場の組まれた修理中の屋根を見ることができ、
改めて神社建築の技術の素晴らしさを認識しました。
その後、大講堂や阿弥陀堂、東塔を巡ると、
次第に青空が広がるようになりました。
「西塔」は木々に囲まれた自然豊かなエリアで、
「東塔」からは徒歩20分という標識があったので、
木陰の元なら歩けそうだと西へ向かいました。
高い木々に囲まれたハイキングコースを歩いていると、
普段街の中で聞いている蝉とは違った蝉の声が。
途中、男子大学生の部活かサークルの一段と遭遇したほかは、
人も少なく気持ちの良い山歩きでしたが、
山の中なので坂道や階段も多く、
さすがに日が高くなり暑さも増してきたため、
無理はせず駐車場に引き返すことにしました。
車に戻ったのは午後2時半前。
およそ3時間ほどの散策だったようです。
道中コンビニに立ち寄っていつものようにおにぎりを調達し、
車窓から琵琶湖を眺めながら簡単なお昼を済ませたら、
この先ほかの施設に立ち寄って車外に出るのもおっくうになり、
この日はそろそろ西宮に戻ることになりました。
帰りは渋滞にも巻き込まれず帰宅は夕方4時ごろ。
夏の楽しいドライブとなりました。
楽しい一日をどうもありがとう!!!