TOEIC


久しぶりにTOEIC公開テストを受けました。
リスニング(約45分間・100問)とリーディング(75分間・100問)、
合計約2時間で200 問に答えるマークシート方式の英語テストです。

遠い過去に数回受験した記憶がありますが、
最後にいつ受けたのかスコアはいくらだったか
全く思い出す事ができません。

今回は現在の自分の英語力を試すために
受験してみようと軽い気持ちで思い立ったものだから、
一点でもスコアを伸ばすという意気込みもなく
テストに関する事前の予備知識も準備もなく
会場の武庫川女子大学に向かいました。

受験票に記載された受験番号で振り分けられた教室を探し
自分の受験番号が置かれた指定席に着席します。
大学の講義室の長机と折りたたみ式の椅子が懐かしい。
でもその懐かしい長机に3人並びの真ん中で不愉快さは
飛行機のエコノミーシートのよう。
しかも椅子が固くて狭い...。こんな環境で勉強してたっけ?
受験に最適な環境とは言えませんが仕方ない。
机上の受験のしおりに目を通して指示通りに解答用紙の準備をします。
ふとしおりの裏面に目をやると赤字で書かれた注意事項がなかなか面白い。

採点は、正解数に基づいて行われます。
誤った解答は減点されませんので、答えに迷った場合でも
どれか1つにマークすることをお勧めします。

分からなくてもとりあえず何かにマークすれば
正解になる可能性もある=1点でも高得点を狙うべきという文言が
公式しおりにまで記載されるとは!
試験対策講座や問題集でのアドバイスならともかく、
試験本部までもがそんな事言っていることに驚きです。
テスト前に思わず苦笑しました。

さて、そのテスト。
内容よりも集中力と時間との戦いでした...。
リスニングは聞き取りが難しいわけでもないのに、
問題形式に慣れるまでペースが掴めず
少しでも油断をすると回答に迷いが生じ、
リーディングは問題数がとても多くてもはや考える時間もない!
集中力が切れると終わりです。

テストができたかできなかったかという事さえどうでも良いくらい
適度の緊張感とまれなる集中力を使った疲労感。
この年になると、こんなに集中して何かに取り組む事がほとんどないので、
それだけで疲れました。笑
慣れないことに取り組んでみるのも脳のトレーニングですね。
結果を受け取るのが楽しみです。