月イチ歌舞伎

 

昨年夏からすっかりハマっている月イチ歌舞伎。
歌舞伎の舞台をHD&高性能カメラで撮影し、
映画館で上映するシネマ歌舞伎を毎月1週間ずつ
(新作は3週間)上映するというものです。

 

昨年8月『棒しばり/喜撰』
10月『スーパー歌舞伎 ヤマトタケル
11月『め組の喧嘩』
12月『熊谷陣屋』
1月『京鹿子娘五人道成寺/二人椀久』

(※9月『四谷怪談』は敬遠、
2月『籠釣瓶花街酔醒』は台湾旅行で上映見逃す)

古典からスーパー歌舞伎、豪華役者競演と、
幅広いラインアップで一気に歌舞伎の面白さに
引き込まれました。

 

毎回観るならと前売り券を購入するようになったのがようやく昨年末。
観に行った日に翌月分のチケットを購入して帰るようになりました。
2018年5月〜2019年1月までの作品が発表されてからは、
ムビチケカード3枚セット(5400円)なる3枚綴りの
前売り券を購入し上映を楽しみにしていました。

 

5月『二人藤娘/日本振袖始』から始まり、
その時は2月分用に購入していた前売り券を使い、
いよいよ6月から3枚綴り券を使い始めました。

 

6月の『東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕獲帖』は、
市川染五郎(現・松本幸四郎)と市川猿之助
弥次喜多コンビに扮するドタバタで楽しい新作歌舞伎。

7月の『刺青奇偶』は、
中村勘三郎坂東玉三郎が夫婦の情愛を巧みに演じる
名舞台でした。

そして先日観たばかりの
8月の『大江戸りびんぐでっど』
宮藤官九郎作・演出という事でてんこ盛りハチャメチャは
予想していたけれど、なかなか手放しには評価し難い作品。
全く斬新で面白いことは面白いのですが、
表現や演出が不快に思える部分もあり、
一体これを歌舞伎でやる意味があるのか私には正直理解できず…。

 

というわけで、あっという間に3枚綴り券を使い切り、
今週また劇場で新たに3枚綴り前売り券を求めました。
今ではカレンダーで上映日をチェックしています。
何と言っても上映期間が1週間と短いため、
気を抜いたら月イチを見逃す可能性大なので。
毎月の楽しみができて嬉しいです。