大型台風

 

日曜日は台風で大荒れになりました。

 

朝から激しい雨が予報されていたため、

午前中早めに選挙の投票は済ませましたが、

午後になると急に雨脚が強まり強い風が出てきました。

 

夕方になると暴風域に入ったのか、

窓を叩き付ける雨と風の音が激しくなり、

小さなアパートでは心許なく思っていたとき、

実家の母から電話がかかってきました。

 

テレビもラジオもなく情報に疎い私を心配してくれたのでしょう。

大型台風なので、窓ガラスが割れても怪我をしないよう、

カーテンはしっかりと閉めておいた方がいいよ、というアドバイス

列車も運転見合わせで止まっていることも教えてくれました。

 

今日は正午前から出かけるつもりでいたのですが、

これくらいの雨だったら出かけても大丈夫かな?

でも帰りに交通機関が乱れて帰りが遅くなると嫌だしな、

と悩みに悩んで外出を取りやめて正解でした。

まさかこんなに大荒れになるとは想像さえしておらず、

母からの電話で安心したものの、外で荒れ狂っている台風に、

身の危険を感じ始めました。

 

電話を切ってから玄関を出て、

建物の入り口の扉が開けっ放しになっていないか確認し、

踊り場にある小さな窓も全部閉めました。

(まるで管理人)

 

自分の部屋の窓についているサッシを締め、

まさかの時に避難できるように貴重品をビニールに入れて、

リュックにつめてベッドの脇に。

するといよいよ神戸市に避難勧告まで発令されたので

すぐに外に出られるようにスウェットパンツでベッドに入り、

頭から布団をかぶって万全の態勢を整えました。

 

眠っていても暴風が吹き荒れる音や揺れで気が気でなく、

今年アメリカやカリブ海を襲ったハリケーンの被害が頭に浮かび、

屋根が飛んでしまったらどうしよう、と妄想すると、

一晩のうちに何度も目が覚めてしまいました。

 

明け方になってようやく雨が止み、

強風の音だけが響くようになったのでほっと安心。

身の安全を確認すると心に余裕が出て、

まだ大雨・暴風警報が解除されていないから今日は学校が休校だな~

とようやく少し眠ることができました。

 

6時頃に目を覚ましたときには晴れ間さえ垣間見え、

大雨警報は続くもののすでに暴風警報は解除されており、

期待していた休校ではないことが判明。

交通機関が大幅に乱れていることを覚悟し早めに家を出ました。

幸い列車にうまく乗車でき無事に通勤することができましたが、

朝からなんだかぐったりです。

 

私の周辺では、最寄駅の駅舎の大きな窓が大きく割れたり

学内の松の木がなぎ倒されてた程度で済みましたが、

近畿では広く停電や川の氾濫があったようで、

近年稀にみる大型の台風だったことが分かりました。

多少のぐったりで不満を行っている場合ではないですね。

家族や友人が無事で本当によかったです。

 

改めて今、世界中で続く紛争に巻き込まれた方、

天災の被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。