カナダワイン試飲会

 


一ヶ月ほど前に職場の仲間が、
蔦屋梅田店でカナダワイン試飲会のイベントがあるみたいですよ、
と教えてくれたので、一人参加で申込んでいたイベントに出席するため、
昨日は仕事が終わってから大阪まで行って来ました。

 

19:00-19:40のイベントだから
18:00に仕事が終わって18:24発の電車に乗れば間に合うと、
仕事が終わってちょうど良いタイミングで駅に着いたら、
電車が約4分の遅れ。
たかだか4分なのにそれにより乗り換え予定の新快速への接続がなくなり、
普通電車で大阪までということになりました。

 

意外に停車駅が多く時間が気になり始めたらようやく尼崎駅到着。
着いたホーム向かい側に快速が止まっているのが見えたので、
そちらの方が少しでも早く着きそうだと思って、
思い立って飛び降りて向かいの電車に乗りました。

 

扉が閉まり走り始めた車内で次の停車駅がアナウンスされると
あまり聞き覚えない駅名?
扉の上にある路線図をみると東西線経由で大阪駅には
止まらないようです。

 

慌てて次の駅で降りて改札まで行き、
駅員さんに大阪駅まではどう行けばいいですかと尋ねと、
「今、尼崎から来られたんですか?」
どうやらよくある乗り間違いのようでしたが、
もう一度尼崎まで戻って大阪駅に行くのが一番早いという事で、
また来た道を一駅分戻り、尼崎駅のホームを駆け上がって
やっと大阪方面行きホームへ。
すでに19:00です。

 

一応ホームから遅れる事を電話連絡したところ、
「20:00からでもご参加いただけます」
??
でも、とりあえず19:10には大阪駅に着き、
一目散にルクアイーレ9階の蔦屋を目指します。

 

今や大阪も人混みに不慣れな田舎者の私、
1階でお洒落な物を売っている店員さんに、
蔦屋はこのビルですか、エレベーターはどこですか、と
聞いてようやく蔦屋にたどり着いたら19:15。
さて、この店内のどこでイベントが行なわれているのか?
仕方ないのでまた店員さんに聞くまでは良かったが、
完全に持ち場担当が別なのかイベント内容の確認から始まり、
業務連絡ノートを調べ始めてまさかのロスタイム。
でも最後はちゃんと試飲会の会場へ連れて行ってもらえました。

 

店内の小さなスペースに、机と椅子がコの字に並べられ、
7人の人が説明を聞きながらワインを試飲しています。
「遅れてすみません」
「今、説明が終わって試飲になったばかりです、どうぞ」
と、入れていただいたのが、HENRY of PELHAMのBaco Noir
私が住んでいたセント・キャサリンズにあるワイナリーが生産する
カナダでも世界でもまだ珍しい赤ワインで、
なんと私のお気に入りのワインです。

 

続いては、アイスワインによく用いられるVidal種を、
ナイアガラ地区の3つのワイナリーから
白ワイン、Late Hervest 、アイスワインで。
甘いものは一切苦手な私は飲めませんでしたが、
ワインのボトルと甘い香りが懐かしく嬉しかったです。

 

というわけで、前半は聞き逃してしまいましたが、
おそらくカナダワインの概要を話されていたのでしょう。
幸いその知識だけは人より持ち合わせているはずなので、
試飲から参加させていただきラッキーでした。

 

この日は20:00からウィスキー試飲会イベントが予定されていたようで、
ワイン試飲会が終わってすぐ入れ替え準備。
先ほど電話で「20:00からでもご参加いただけます」と
言われたのはこの事だったのですね。
都会はいろんなイベントがあるものです。

 

カナダだったら、参加者の距離の近いこんなイベントでは、
きっとお互いに挨拶してファーストネームを名乗り、
(覚えていられないが)
世間話でもしながら一体化するところですが、
主催側も含め、ちょっと距離がありよそよそしく終わった試飲会。
丁寧で洗練され、そこもまた都会っぽいですね。

 

ちなみに私はカナダワイン試飲が終わり19:50の電車で直行帰宅。
わずか30分の大阪でした。